投資と副業

【新NISA】2024年投資銘柄決定

はじめに

新NISA開始まであと10日程になりました。色んなところで投資銘柄が紹介されていますが、皆さんはもう投資銘柄を決定しましたか。

私も5月に一度紹介しましたが、目標を配当金の目標を追加したので投資銘柄も変更しました。今回は目標に対して妻と合わせて今年の新NISA720万円を下表のようにに投資することにした理由を解説いたします。

積立枠(年120万円)月20万円のインデックス投資(全世界・S&P500に10万円ずつ設定済み)
成長投資枠(240万円)米国ETFのVYMとHDVに各120万円
日本高配当銘柄に80万円ずつの240万円(可能な限り一括)
■NF・日経高配当50ETF(1489)
■NF・株主還元70 ETF(2529)
■SBI日本シリーズ – 日本高配当株式
                2024年の新NISA投資予定
この記事でわかること
  • 普通のサラリーマンの新NISA戦略
  • 米国・日本高配当銘柄

【目標】2030年4,000万円、2026年配当金50万円

私の目標は

  • 2030年末に総資産4,000万円でサイドFIREする
  • 2026年に配当金を50万円もらう

という2つです。

インデックスに長期投資すれば総資産が1番効率良く増える可能性が高いのは理解しているのですが、お金がストレスになるの子育てをしている現在から娘が成人する20年後だと考えました。

そのため、20年後の資産増加より子育て期間のお金のストレスをなくすための高配当投資戦略を追加しました。2026年に50万円配当金をもらうという目標を設定した理由はこちらの記事を見ていただけると幸いです。次からはこの2つの目標に対して設定した新NISA戦略を紹介します。

まとめ
  • 2030年にサイドFIREをできるように4,000万円を目標
  • お金のストレスが1番ありそうな子育て期間は配当金で生活に余裕を持つために3年後までに配当金を50万円

新NISA投資銘柄紹介

積立枠は月20万円を全世界・S&P500インデックスに

以前に紹介した投資銘柄から変更せず、私の口座でS&P500を妻の口座で全世界を月10万円ずつ積み立てます。2030年までに4,000万円を達成するためにはインデックス投資は必要です。また、一生売らない銘柄となると考えこの2つのインデックスへの投資としています。全世界の方が投資判断が可能性がより低いと考え、妻の口座を全世界にしています。ただ、S&P500と全世界の差はあまり気にしていなくて将来どうなるかという実験的に分けています。

まとめ
  • 2030年までに4,000万円を達成するためにインデックス投資
  • 妻の口座は考えることが少ない全世界インデックス
  • SBI-SBI・V・S&P500インデックスファンドに月10万円
  • e-maxis Slim 全世界(オールカントリー)に月10万円

 成長投資枠480万円は高配当株で埋める

【投資額】330万程新規投資、150万円程を特定口座から移動

現在税引後12万円程の配当金があります。これを2026年に50万円にするためには年始一括投資として年間13万配当金を増やす必要があります。そのため配当利回り4%と考えると最低

13÷0.04=325(万円)

の投資が必要です。現在の投資資金も考え、330万円を新規投資、150万円を特定口座から移動すると投資額を設定しました。

【投資銘柄】2つの米国ETF、3つの日本ETFと投資信託

一生投資することになるので継続的な増配銘柄を選択する必要があります。元々は日本の個別株に投資予定でしたが

  • 個別株は銘柄を選定する時間がかかる
  • 個別銘柄の株価の上下にメンタルを左右される
  • 株価が下げた際の追加投資の判断が難しい(投資信託であれば株価が下がれば買い!)

という3点から多少経費率が高くてもETFと投資信託への投資と方針を転換しました。新NISA前に経費率が安い投資信託も出てきたのも変更を後押ししました。

米国ETFの選定

最初、VYMとVIGを考えていました。ただ、目標でも話した通り子育て期間(今から20年後)までも豊かにと考えた際にはVIGより HDVという判断で投資銘柄を変更しました。VYM、HDV、VIGの利回りや増配率をまとめると下表になります。

VYMHDVVIG
配当利回り
(過去12ヶ月2023/12現在)
3.114.081.92
5年増配率
2017-2021年
7.055.487.98
    VYM・HDV・VIGの配当情報 

仮にVYM、HDV、VIGの増配率をそれぞれ7、5、9%と仮定して現在の株価(2023/12/18)で10,000ドルを投資するとすると毎年もらえる配当金は以下のように計算できます。

このシミュレーションからVIGが増配して HDVと同じ配当金をもらえるのは14年後、VYMと同じ配当金がもらえるのは23年後となります。さらに23年後までにもらう配当金の合計金額はVYMで18,476ドル、 VIGで16,220ドルと2,000ドルも変わってきます。この結果から私の目的にあっているのはVYMと1VIGではなく、VYMとHDVと判断しました。

日本ETF投資信託の選定

ETFの2529と1489、SBI日本シリーズ – 日本高配当株式の3つに80万円分均等に投資する予定です。連続増配が期待できる2529と安定した高配当に期待できる1489、最近登場した低コストの投資信託で構成してきます。まず、簡単に2つのETFの情報をまとめます。

投資銘柄NF・日経高配当50ETF(1489)NF・株主還元70 ETF(2529)
基準価格(円)58,273150,506
配当金利回り(%)3.92.99
信託報酬率(%)0.3080.308
配当月1・4・7・10月1・4・7・10月
業界別配分 上位5位銀行業(17.6%)化学(14.0%)
海運業(11.1%)建設(9.0%)
卸売業(9.0%)卸売業(8.5)
鉄鋼業(9.0%)電気機器(7.9%)
保険業(8.4%)情報・通信業(7.8%)
      投資予定の投資信託の基本情報(2023年11月月次レポート参照)

2529と1489は卸売り、いわゆる商社への投資割合が大きいのは共通です。

私は友人を見ても日本の商社は優秀な人が集まってると思ってるので投資対象としても期待しています。バフェットが投資したことで現在は株価が上がりすぎていて買いにくいので残念です。そのため、商社への投資割合が大きくなるのは私は良いと考えています。

続いて2529と1489の違いは2529は金融・保険業を除いて化学、電子機器や情報通信への投資が大きいのに対して1489は銀行業や鉄鋼、海運などの割合が大きくなっています。そのため、一定の分散効果があると考えています。

最後に最近登場した投資信託、SBI日本シリーズ – 日本高配当株式への投資を考えています。投資銘柄は分かりませんが、公開されているモデルポートフォリオを見る限り鉄鋼業は1489と被るものの中型銘柄への投資が多く、これらの3つを買うことで高配当、増配株にある程度分散ができると考えています。経費率が0.099%と最安ということで募集期間に61億円の資金を集めたということで驚きです。新NISAが開始になったら、もっと資金が集まることが予想されます。モデルポートフォリオ上位10銘柄を下の記事で紹介しています。

まとめ
  • 米国ETFは増配の可能性も高く、現在も3-4%程度配当利回りがあるVYMとHDVを選定
  • 日本株はNF・日経高配当50ETF(1489)、NF・株主還元70 ETF(2529)、SBI日本シリーズ – 日本高配当株式に分散投資

終わりに

2023年12月18日に予定している投資銘柄を紹介しています。ただ、今後投資銘柄を変更する可能性もあります。VYMとHDV、VIGなど優秀な銘柄が米国には多いですし、日本株の新NISAが始まり良い商品が増えると思います。今後も考えが変わったり、実際に投資したら公開したいと思いますので引き続きよろしくお願いします。