投資と副業

【資産公開・高配当シミュレーションつき】2025年4月の資産状況と高配当・インデックス投資のNISA活用戦略

記事タイトル

【子持ち3人家族】サイドFIREを目指すリアルな資産推移と高配当投資戦略

サイドFIREに挑戦したいけれど、家族がいると難しいと感じていませんか?
この記事では、【娘2歳半と3人家族】の私たちが2030年4,000万円でのサイドFIREを目指し、実践している資産形成と高配当投資についてご紹介します。

節約と投資を続け、これまでに3年間で資産を約1,500万円増やしました(※現在はトランプ相場で一時的に資産減少中)。
2025年4月上旬での資産は1,950万円、1〜3月の配当金は前年同期比+60%と好調です。

「子持ちでサイドFIREを目指す家庭のリアルな資産推移が知りたい」「高配当株に興味がある」という方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

サイドFIREを目指す人の資産推移が気になる方や高配当株に興味がある方はぜひ最後まで読んでください。

この記事でわかること
  • 2025年4月上旬時点の最新の資産状況(1,950万円)と配当状況(+60%成長)
  • 子持ち家庭ならではのリアルな資産形成・サイドFIREまでの道のり
  • 高配当株を活用した資産形成方法とその成果
  • サイドFIREを目指す人が参考にできる資産推移と投資戦略の具体例

【サイドFIRE実現へ】2025年4月のリアルな資産推移

2025年4月上旬の資産推移:達成率48%

私はインデックスと高配当株の二刀流で投資をしているので目標を総資産と配当金で設定しています。大きな目標は

  • 2030年:総資産4,000万円
  • 2026年:年間配当金50万円

それに対して2025年の目標は

  • 総資産3,000万円(現在 約1950万円)
  • 年間配当金36万円(現在6.1万円)

と設定しています。それに対して4月の暴落で総資産は約1,950万円となり、約-13%となり2024年9月くらいの資産まで戻ってきました。2030年の目標4,000万円までの達成率約48%です。2030年まであと5年で2,100万円なので1年で約400万円ずつ資産を増やす必要があります。

3か月の税引後の配当金は合計6.1万円(昨年比+60%)で順調です。ドル円が下がってきているので配当金が少なくなる可能性が高いですが、新NISAの成長投資枠を埋めることを目標にしています。

現状から配当金は達成できる可能性が高いですが、年末に総資産3,000万円達成は難しいと思っております。新NISAによる積立投資枠での夫婦20万円積立と高配当ETFの買い増しを予定通りに行なった結果なので、これは仕方ありません。資産は減っていますが、予定通り前向きに入金を続けたいと考えています。

まとめ
  • 2025年4月上旬時点の最新の資産状況(1,950万円)と配当状況(+60%成長)
  • 下落時こそ入金を継続

【高配当・インデックス投資・NISA運用中】2025年4月上旬の投資銘柄

この章では私の投資銘柄を高配当とインデックス投資にわけて紹介します。一般のサラリーマンがどのような銘柄に投資しているか気になる方、高配当株に興味がある方はこの後の高配当のシミュレーションにもつながるのでぜひご覧ください。

【2025年3月】約900万円高配当銘柄~VIGからHDV・SCHDに

先ほどのシミュレーションから以前は連続増配ETFのVIGを購入していましたが、利回りが低く配当額が小さいため、今後20年間に必要となる生活費を着実に配当でカバーしていく体制を整えています。このような判断をした理由は次の章で解説させていただきます。

そのため、現在の高配当投資の銘柄は以下のようになっています。4月頭の暴落で今年買った銘柄は軒並みマイナスになっています。どの銘柄も優れた銘柄になので、株価の下落は全く気にしていません。このタイミングで給料が入った際には追加投資していきます。

銘柄評価額(円)損益(%)コメント
HDV(米国)新NISA2,516,1420.82高利回り+分散ETF
HDV(米国)特定892,8245.85
SBI・SCHD(米国)271,263-9.58増配+利回りのバランス
VYM(米国)新NISA1,365,8801.97安定配当の王道
VYM(米国)特定1,792,71811.65
NF日経高配当50(国内) 新NISA839,790-4.87国内インカム中心ETF
日興-tracers 日経高配当株50インデックス 新NISA745,987-6.75
NF株主還元70 新NISA650,195-8.98国内増配ETF
VIG(米国)増配型だが目的に合わず売却済

               高配当銘柄と評価損益 (4/7 2025)

インデックス投資の状況(2025年4月7日):約900万円

主に将来の教育資金や老後資金を目的としたインデックス投資についても現在の状況を共有させていただきます。現在はS&P500とオルカンに毎月10万円ずつ積立中。株価の急落で評価額はマイナスですが、長期投資が前提なので気にせず淡々と続けています。

20年先の使うタイミングまで保有を続ける予定ですが、老後資金全てを配当金で賄える場合、インデックス投資は必要なくなってしまいます。インデックス投資にいくら投資するかは別で検討したいと考えています。

口座銘柄評価額(円)評価損益(%)
新NISA積立SBI•V•S&P5001,542,254-3.61
新NISA積立eMAXIS Slim 全世界株式1,558,726-2.58

新NISAでの投資銘柄と評価損益 (4/7 2025)

こちらは旧NISAやジュニアNISAでの資産状況です。こちらは投資期間が長いこともあり、暴落でもプラスの状況です。やはり、長期投資が重要です。


口座銘柄評価額(円)評価損益(%)
旧積立NISASBI•V•S&P500688,72743.48
SBI•V•全米450,12040.48
旧積立NISAeMAXIS Slim S&P5001,165,20851.53
eMAXIS Slim 全世界株式528,74241.21
ジュニアNISA楽天VTI571,58942.9
eMAXIS Slim S&P500582,48645.62
eMAXIS Slim 全世界株式560,62240.16
Tracers 配当貴族485,22221.31
投資信託の投資銘柄と評価損益 (7/4 2025)

【サイドFIRE実現へ】高配当投資の戦略の見直し

サイドFIREに大切な3つのことと資金計画【子持ち家庭の実践例】

子持ち家庭がサイドFIREを目指す上で、意識すべき大切なこと、教育資金、子供が成長しても生活費が確保できること、老後資金の3つだと考えています。この3つに対して高配当とインデックス投資で備えることでサイドFIREに近づくと考えています。

1. 教育資金の確保する

サイドFIREをしても、子どもの教育にはしっかりお金をかけたい。
教育費は、子どもの成長とともに必ず必要になる支出です。これを疎かにすると、後で家計が破綻するリスクもあります。

【インデックス投資】で将来の入学金・学費に向けて、長期目線で運用

2. 生活費を安定して確保する

子どもが成長するにつれて、生活費も増加します。
特に中学・高校に進むタイミングで支出が増加するため、安定したキャッシュフローが不可欠だと考えています。そのため、インデックス投資ではなく、高配当投資での収入を検討しています。

  • 【高配当投資】で家計の基本支出(食費・光熱費・通信費など)をカバー

3. 老後資金の準備する

サイドFIREを早く達成しても、老後資金が足りなければ安心して暮らせません。
年金はないものと考えて、早いうちから老後資金も視野に入れて運用していきます。

  • 【高配当投資】で老後の生活費をカバー
  • 【インデックス投資】で生活費以外(医療費・娯楽費など)をカバー

配当シミュレーション:高配当5銘柄の比較(100万円投資・再投資なし)

今回今後の生活費にあてることができる配当金をイメージするため、100万円を現在投資している銘柄に投資した場合の配当総額を試算しました。再投資はせず、配当を毎年受け取るだけのシンプルな想定です。

シミュレーションの前提は以下のようにしています。SCHDは増配率が10%以上としているものも多いですが、現実的には今後10%以上継続することはないと考え7%に設定しています。

銘柄初年度利回り平均増配率
VIG1.8%8%
VYM3.0%4%
HDV3.8%3%
SCHD3.5%7%
日経高配当503.5%3%

シミュレーションの前提

利回りと増配率を加味した20年間の累積配当金を比較すると、今後娘が独立する20年間の生活費を重視する我が家にとってはSCHDやHDVが有効な投資先であるとわかりました。

(単位:円)

年度VIGVYMHDVSCHD日経高配当50
1年目18,00030,00038,00035,00035,000
5年目105,599162,490201,747201,276185,820
10年目260,758360,183435,627483,576401,236
15年目488,738600,708706,759879,516650,962
20年目823,715893,3421,021,0741,434,842940,463

高配当6銘柄の比較(100万円投資・再投資なし)

このことからシミュレーションしたどの銘柄も優秀ですが、優先順位としてSCHDとHDVをメインに分散として日本の日経高配当50に連動するtracersに投資することにしました。

おわりに:サイドFIREに向けて目的に沿った投資を続ける

これからも「目的に合った資産設計」を続け、生活の安心感を高めていきます

高配当投資は、これからの日々の生活費を支えるために。
インデックス投資は、子どもの進学や老後など将来の大きな支出に備えるために。
この2つを淡々と積み重ねることで、サイドFIREの実現に近づいていきます。

今回の資産公開や配当戦略を通して、「自分の投資銘柄が今の目的に合っているか?」を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。