お家時間の充実と育児

赤ちゃんを迎えるために購入した3つの家電

赤ちゃんの居心地の良い環境

赤ちゃんが産まれるタイミングで部屋の温度や湿度なども適切に保てるようにと追加で家電を購入しました。私が目指した居心地の良い部屋と気をつけたポイントをこの章では紹介させていただきます

居心地の良い温度と湿度
  • 適温 20-25℃
  • ※ 夏は外気温との差が5℃くらいになるように調整する
  • 適度な湿度 50%前後

環境省が推奨するエアコンの設定温度は夏28℃、冬20℃が目安となっています。さらにこの温度を参考にしつつ、私はエアコンを使用する際は

  • 風が直接赤ちゃんにあたらない
  • 風量は弱にする
  • 定期的に換気をする

という3点に気をつけてエアコンを使用しています。次の章では温度・湿度を適切に保つ、空気・部屋を綺麗に保つために購入した家電を3つ紹介するのでぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。

購入した3つの家電

① 【温度調節・空気洗浄】ダイソン空気清浄機能付ファンヒーターDyson Pure Hot+Cool HP00 IS N

この製品に決めた理由

決めた理由は

  • 冷暖房・空気清浄の1台三役
  • 持ち運びでき、即効性がある
  • 触っても火傷しにくい

の3つです。まず、一台3役というところです。ヒーターと扇風機、空気清浄機を別で買うと単純に3倍の場所を取ります。家電が取るスペースが大きくなると大きな部屋が必要になるので家賃が高くなります。固定費を最低限に抑えるために多機能の商品はおすすめです。

次に持ち運びでき、即効性があることです。家に帰ってきたら寒い、または暑いということがあると思います。そういう場合にスポットでも早く赤ちゃんの適温のスペースを作ってあげることができます。

最後に触っても火傷しにくいことです。ヒーター機能がある家電は以下の種類があります。それぞれにメリット、デメリットがあります。今回、子供のことを考えると触っても火傷しにくいということの優先度におきました。

ヒーターの加熱方式

赤ちゃんがいる場合は安全で快適な暖房器具が必要になります。ここでいう安全性とは「触っても火傷しない」、「暖房器具が倒れない」、「チャイルドロック」などがあげられます。また、快適には「空気が乾燥しない」、「埃やゴミを巻き上げない」などが挙げられます。今回はストーブと比較して表面の温度が上がりにくい加熱方式の暖房器具をまとめました。

基本的にファンなどで風を送り、暖める仕組みのエアコンやセラミックファンヒーターは空気が乾燥してしまうので加湿器を併用することをオススメします。ただ、速暖性があるのがメリットとなります。私は加湿器を併用することを前提にマルチ機能がある、持ち運びができるセラミックファンヒーターを選択しました。反対に輻射熱で暖めるものは空気が乾燥しないですが、広い部屋を暖めるのに時間がかかるので部屋全体を暖めるのには不向きであり、電気代が高くなる傾向があります。

加熱方式仕組み特徴
エアコン室内と外の空気を熱交換器を用いて循環させ暖かい空気を送る■ 赤ちゃん、子供の手が届かないところに設置できる
■ 設置場所が決められている
■ 空気が乾燥する
オイルヒーター電気の力であたためたオイルの熱を放熱、輻射熱で暖める■ 空気が乾燥しない
■ 電気代が高い
オイルレスヒーター取り込んだ空気を内部で暖めて放熱する■ 温風が出ないので乾燥しない
■ オイルヒーターより速暖性に優れる
■ 電気代が高い
セラミックファンヒーターセラミックヒーターを熱源としてファンで熱風を送る■ 速暖性に優れ、部分的に暖めることができる
■ 空気が乾燥する
パネルヒーター電気の力でヒーターを加熱、輻射熱によって空気を暖める■ 薄型コンパクトで部分的に暖めることができる
■ 温風が出ないので乾燥しない
■ 埃やゴミが舞い上がらない
■ 表面温度も比較的低い
             表面温度が上がらない加熱方式まとめ
まとめ
  • 購入品 :ダイソン空気清浄機能付ファンヒーターDyson Pure Hot+Cool HP00 IS N
  • 購入金額:40,700円
  • 購入場所:楽天市場
  • 購入理由:マルチ機能で持ち運びできる。扇風機としては羽がない、暖房器具としては表面温度が上がりにくいので安全

② 【加湿・空気清浄】SHARP プラズマクラスター加湿器 ハイブリッド式 ハイパワータイプ HV-P75-W

この製品に決めた理由

決めた理由は

  • 加湿・空気清浄機能のマルチ機能
  • ハイブリッド式
  • 水の交換が簡単

の3つです。1つ目の加湿・空気清浄機能マルチ機能はDysonの1台3役と同じ理由となります。Dysonは常に稼働させているわけではないので空気清浄機能のメインはこちらの加湿器になっています。

次にハイブリッド式であることです。下に加湿方式のメリットとデメリットをまとめますが、赤ちゃんがいる方は赤ちゃんが触っても熱くないこと、衛生的であることが必要なのでハイブリッド式がおすすめです。加湿方法は次の章でまとめますので興味がある方はご覧になっていただけると幸いです。

最後に水の交換が簡単なことです。加湿器の水の交換は意外と面倒です。そのため交換ステップが少ない、水の注ぎ口が大きいことを判断基準としました。

加湿方式

超音波式は超音波の振動で水を細かな水滴に変え、発生したミストを放出して加湿します。本体価格が安いのとヒーターやファンがないので静音性に優れています。ただ、加湿器内に雑菌が発生しやすい、また家具などが濡れることがあるというデメリットを持っています。続いて加熱式はヒーターによって水を加熱して発生した蒸気で加湿する方法です。こちらは加熱するので雑菌が繁殖しにくいですが、電気代が高くなります。また、吹出口が熱くなるというデメリットがあります。3つ目の気化式タイプは水を含んだフィルターにファンの風を当てて加湿する方法です。こちらはヒーターではないので安全性が高く、電気代も安いです。ただ、少しフィルターの衛生面が気になるのと加湿力が加熱式より弱くなります。ここでハイブリッド式(加熱気化)が登場します。これはヒーターで熱した水をフィルターに含ませ、ファンの風を当てて加湿するという加熱式と気化式の良いところを取ったような方式です。構造が複雑になるため、手入れ方法が簡単かを確認する必要がありますが、ハイブリッド式が安定感があると考え購入を決めました。

最後に、この記事では一般的な加湿方式について書いています。各企業はそれぞれの方式のデメリットを補うような工夫をしていますので購入の際は各企業の紹介ページを確認してみてください。

加湿方式電気代衛生面安全性
超音波式×
加熱(スチーム)式××
気化式
ハイブリッド式(加熱気化)
                  加湿器の加湿方式まとめ
まとめ
  • 購入品 :SHARP プラズマクラスター加湿器 ハイブリッド式 ハイパワータイプ HV-P75-W
  • 購入金額:15,180円
  • 購入場所:楽天市場
  • 購入理由:マルチ機能で水の交換が簡単。ハイブリッド式で衛生面や安全性に問題がない

③ 【掃除】SHARP EC-AR8-B コードレス スティック掃除機 RACTIVE Air

コードレス掃除機を選んだ理由

私の掃除機を使うタイミングは大きく

  • ルンバで大雑把に掃除をした後
  • 埃やゴミが気になった箇所があったとき

という2つで、掃除が面倒になるので絨毯などは使用していません。そのため、掃除する場所はフローリングと和室のみになっています。そこで小回りがきき、素早く使える、軽い今回のコードレス掃除機を購入しました。充電切れすることがあるのがデメリットですが、私の使うタイミングを考えると私の場合は大きなデメリットにならないと考えました。

この製品に決めた理由

とにかく軽くて自走式パワーブラシ搭載したコードレス掃除機ということでこの製品に決めました。本体質量840g(標準質量:1200g)と購入当初最軽量レベル、かつ集塵方法がサイクロンで自走式パワーブラシでした。吸引仕事率が大きい程、ゴミを吸い取りますが家に絨毯がないこと、仕事率が大きいほど使用時の音が大きくなりそうだったので、今回の選定基準の中で吸引仕事率の優先順位を落としました。次に集塵方法とブラシの機能を簡単にまとめるので参考にしてください。

集塵方法

まず、集塵方法は紙パック、サイクロン、カプセルの3つがあります。ランニングコストがかからないこと、ゴミ捨てが簡単なことからサイクロン式に絞りました。

紙パック式はゴミと空気が紙パックの中に吸い込まれて、ゴミは紙パックの中に溜まる、空気は紙パックを通して外に排出される集塵方式です。紙パックはゴミがたくさん入るのでゴミ捨ての回数は少なくすみますが、紙パックの購入が必要です。また、ゴミが紙パックに詰まると空気の通り道が少なくなり、吸引力が落ちるという性質があります。

次にサイクロン式ですが、吸い込んだゴミと空気を遠心分離によって分け、細かい地理などはフィルターによって分離して収集します。そのため、ダストボックスがシンプルなためゴミ捨ての頻度は多くなりますが、簡単にゴミを捨てることができます。

最後にゴミと空気の分離をフィルターのみでするのがカプセル式です。この方法はゴミ捨てが面倒な機種が多いので注意が必要です。また、紙パックと同様にフィルターの目詰まりが起こる可能性があります。

比較項目紙パック式サイクロン式カプセル式
ゴミ捨て2-3ヶ月に1度頻度多いが、簡単頻度多い
フィルター手入れ定期的に必要頻度多い
コスト紙パックの購入
吸引力の維持
                   集塵方式のまとめ

ヘッド(ブラシ)の機能

ブラシは以下の4種類に分類されます。今回は軽いモデルに自走式がプラスアルファでついている小回りがきくモデルを判断基準にしました。自走式パワーブラシはヘッドの自走機能で重量を感じない効果が得られると予想されます。ただ一方で、自走の機能を高めたモデルによってはヘッドにモーターが入ることによって重たくなると考え、「軽いモデルに自走式がプラスアルファ」という優先順位としています。また、現在はフローリングがメインなのでタービンブラシでも掃除の観点では十分だと考えていました。

ヘッド(ブラシ)性能特徴採用モデル
自走式パワーブラシヘッドのブラシが回転してゴミを効率よく収拾する
掃除機を動かす際の負荷が小さい
パワーブラシヘッドのブラシが回転してゴミを効率よく収拾する
タービンブラシ吸い込んだ空気の力でブラシを回転させゴミをかきあげる
床ブラシ機能なし
              ヘッド(ブラシ)の特徴まとめ
まとめ
  • 購入品 :SHARP EC-AR8-B コードレス スティック掃除機 RACTIVE Air
  • 購入金額:45,009円
  • 購入場所:楽天市場
  • 購入理由:とにかく軽量で自走式がプラスアルファでついている小回りがきくモデル

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回はマルチな機能を持つ製品と軽さに特化した掃除機を紹介させていただきました。マルチな機能を持つ製品を買うか、特化した製品を買うか迷う方は多いと思います。私は資産形成中のため、必要十分な製品で生活するという考えのもと、まずマルチな機能を持つ物を買って機能が不十分であれば、特化した製品を買うという順番としています。