はじめに
3ヶ月毎に資産をまとめる予定でしたが、来年の新NISAに向けて4月に日本株を整理したので4月の投資状況と現在の考えをまとめていきます。日本の高配当株や増配株に興味がある方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- 日本の高配当株や増配株の株価や利回りの情報
- とん家の投資方針と投資銘柄
現在の考えと投資方針
インデックス投資と高配当株投資
サイドfireを目指そうと考えた際は漠然と5,000万円資産があって、1年に資産の4%、200万円くらいの取崩しができれば達成と考えていました。ただ、今は資産の4%を毎年取り崩すのは精神的に難しいと考えているので年200万円程度の配当金が必要と考えています。ただ、インデックス投資が不要と考えているわけでなく
- インデックス投資→資産があるという安心感のため
- 高配当株投資 →生活費のため
という考えで投資をしています。そのため、現在もインデックス投資への積立をしながら高配当株投資をしています。
日本株で高配当投資をする理由
将来日本での配当金生活を考えいるので日本円の配当金が欲しいというのが大きな理由です。最近はそこに為替リスクや新NISA制度のスタートがあり、日本株の高配当株投資を本気でスタートしようと決心しました。なるべく税金を払わないという観点では新NISAでは米国株より日本株にメリットがあると考えています。新NISAでの投資方針はまた、別途近日中にブログにするのでぜひ見ていただけると嬉しいです。
- インデックス投資→資産があるという安心感のため
- 高配当株投資 →生活費のため
- 配当金で生活するために使いやすい日本株(高配当)投資を行なう
4月の日本株投資内容
具体的な投資銘柄
本来売却する必要がないのですが、少額だったのでポートフォリオを整理したいと考え、売却と購入をしています。購入銘柄の基準は
- 累進配当・連続増配株
- 利回り3.5%以上で今後も経営が安定してそうな銘柄
となります。2023年4月現在のポートフォリオは以下のようになっていて、日本製鉄以外は①の理由で投資をしています。オリックスは連続増配年数は1年となっていますが、累進配当政策を取っていて、株主優待も廃止したので配当金にますます力を入れるのではないかと考えています。日本製鉄は2020年、2021年は減配していますが、価格転嫁に成功して今後は安定した経営と利回りが期待できると考え②の理由で投資しています。保有株数は三菱HCキャピタルのみ約40株程度、その他は約25株で金額にすると50-60万円程度となります。2023年3月まで投資していた銘柄に興味がある方は以下の記事をご確認いただけると幸いです。
銘柄 | コード | セクター | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | 連続増配年数 | 配当方針 (参考:企業HP) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱商事 | 8058 | 卸売業 | 5,032 | 3.58 | 23.6 | 7 | 累進配当を継続 |
日本製鉄 | 5048 | 鉄鋼業 | 2,898 | 6.21 | 23.1 | 2 | 連結配当性向について年間 30%程度を目安 |
東京海上H | 8766 | 保険業 | 2,737 | 3.65 | 41.6 | 11 ※ | 配当を株主還元の基本と位置付け、利益成長に応じて持続的に高める方針 |
オリックス | 8591 | その他金融 | 2,307 | 3.71 | 33 | 1 | 業績を反映した安定的かつ継続的な配当 |
三菱HCキャピタル | 8593 | その他金融 | 703 | 4.41 | 40.1 | 23 | – |
積水ハウス | 1928 | 建設業 | 2,779 | 4.25 | 39.8 | 12 | 中期的な平均配当性向を40%以上 一株当たり年間配当金の下限を 110 円 |
2023年4月の日本株ポートフォリオ
その他投資を検討している銘柄
今年2023年は今のポートフォリオのまま、三菱HCキャピタルにポイントで投資することを基本方針にしています。ただ、現在投資中の銘柄や以下の新NISAでの投資を検討している銘柄が下落したタイミングで少し投資できればと考えています。現在投資している銘柄以外に投資を検討している銘柄を最後にまとめますが、選定基準は
- 累進配当・連続増配株
- 利回り3.5%以上で今後も経営が安定してそうな銘柄
という先程と同じになります。ただ、セクターによってはまだ配当利回りが3.5%になっていない銘柄も候補に入れています。増配、累進配当銘柄に投資すること、新NISAで損益通算ができないことを考慮して、定番の銘柄に投資していく予定です。
銘柄 | コード | セクター | 株価 | 配当利回り | 配当性向 | 連続配当期間 | 配当方針 (参考:企業HP) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
武田薬品工業 | 4502 | 医薬品 | 4,580 | 3.99 | 122 | 0 | 180円固定 |
日本電信電話 | 9432 | 情報・通信 | 4,185 | 2.83 | 34.9 | 12 | 継続的な増配が基本方針。 |
KDDI | 9433 | 情報・通信 | 4,273 | 3.18 | 41.7 | 20 | 持続的な増配 |
伊藤忠商事 | 8001 | 卸売業 | 4,534 | 3.12 | 19.9 | 8 | ■ 1株当たり配当金は前期比30円増額の140円/株を下限に増配 ■ ステップアップ下限配当の実施と2023年度までに配当性向30% |
JT | 2914 | 食料品 | 2,934 | 6.43 | 75.4 | 1 | 23年は22年据え置き予定 |
三菱UFJFG | 8306 | 銀行業 | 703 | 3.75 | 31.7 | 2 | ■ 安定的・持続的な増加を基本方針 ■ 2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げ |
INPEX | 1605 | 鉱業 | 1,484 | 4.34 | 19.3 | 3 | ■ 総還元性向 40%以上目途 ■ 1株当たりの年間配当金の下限を 30 円に |
住友林業 | 1911 | 建設 | 2,917 | 4.27 | 23 | 2 | 継続的、安定的な実施を基本方針 |
信越化学工業 | 4063 | 化学 | 3,995 | 2.75 | 28.7 | 7 | 35%前後の配当性向を中長期的な目安に安定的な配当 |
稲畑産業 | 8098 | 卸売業 | 2,763 | 4.14 | 29.4 | 4 | 累進配当政策 総還元性向の目安50%程度 |
花王 | 4452 | 消費財 | 5,492 | 2.73 | 80.8 | 33 | 安定的・継続的な配当 (配当性向40%目標) |
日本エスコン | 8892 | 不動産 | 861 | 4.41 | 50.0 | 0 | 累進配当政策 |
第一生命H | 8750 | 保険業 | 2,499 | 3.44 | 21.7 | 3 | 配当性向毎期30%以上 一株あたりの減配は基本行わない |
リコーリース | 8566 | その他金融 | 3,920 | 3.44 | 27.4 | 22 | 配当性向30%(2023年3月期 |
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は日本の高配投資はETFでなく、個別株の方が良いと言っている方が多い気がしたので日本個別株を検討しました。ただ配当金だけにフォーカスしても、定期的な減配リスクのチェックの手間があります。また、新NISAで損益通算ができないことを考えると日本の高配当ETFを検討したくなりました。そのため、新NISAへの投資方針はETFも検討して決定する予定です。日本の高配当ETFや新NISAの投資方針もブログに書きますので、こちらの記事と一緒に読んでいただければと幸いです。