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はじめに
「資産1,000万円を達成したら、生活が変わる」――よく言われるこの言葉。でも実際にどう変わるのか、イメージできない方も多いのではないでしょうか?
私は30代の共働き子育て世帯として、日々コツコツと投資と節約を続け、約1.5年で資産1,000万円を達成しました。正直、贅沢な暮らしになったわけではありません。
それでも、大きく変わったことがあります。それは「自分だけの判断基準」ができたこと。この記事では、1,000万円を達成して実感した生活の5つの変化を、具体的なエピソードを交えてご紹介します。
これから資産形成する方の参考になる。また、すでに1,000万円以上の資産をお持ちの方も「こんなことあったもあったな」と楽しんでいただける内容となっています。
以下の記事に1,000万円貯まった際の投資銘柄などまとめていますので考え方より具体的な投資銘柄などに興味がある方は、こちらをご覧ください。

- 1,000万円貯まってできた5つの基準
- 投資・節約・生活・お金の使い方・時間の使い方
1,000万円貯まってできた5つの基準
資産1,000万円たまっても生活は変わりませんでしたが、自分の資産形成への考えが固まる金額だと感じました。ここでは、私の資産形成の考え(5つの基準)を紹介します。

【投資】ブレずにインデックス投資&高配当株投資
株式投資を始めたばかりの頃は、積み立てていたVOOやQQQを下落に耐えられず売ってしまったり、サテライト投資でQYLDを購入して1年で手放したりと、試行錯誤の連続でした。生活防衛資金が足りず、泣く泣くAPPLやMSFTを売却したこともあります。
しかし今は、インデックス投資と高配当株の2本柱に落ち着きました。この方針が決まったことで、以下のような変化がありました:
- 無駄な売買が減り、手数料を払わなくなった
- 株価に一喜一憂せず、他のことに時間を使えるようになった
- YouTubeで投資情報を漁る時間が激減
失敗を重ねたからこそ、自分に合った投資スタイルにたどり着けたのだと感じています。実際に行ってみないとわからないことはたくさんあるので、早めに少額で株式投資を始めることをオススメします。
- 無駄な売買が減り、手数料を払わなくなる
- 投資以外に時間を使えるようになる
【節約】“使う or 使わない”の判断軸ができた
以前は、コンビニでの衝動買いや、必要か悩むモノにもつい出費してしまっていました。しかし、1,000万円を超えてからは、“使う or 使わない”の判断軸が明確になりました。
まず、今までは電気やエアコンのつけっぱなしが気になってすぐ消しに行ってましたが、何かのついでに消すかという気持ちになりました。光熱費を気にする生活は夫婦での喧嘩の種にもなりますし、ストレスが溜まるのでオススメしません。
次に前までは何か友人が好きそうなものを見つけてもプレゼントを躊躇っていましたが、今は躊躇いなくプレゼントするようになりました。
- プレゼントをあげた人の喜んだ顔を見ると幸せになる
- 良好な人間関係が築ける
- 買い物欲を満たせる
とプレゼントは結果的に自分も幸せになります。以前にも書きましたが、ラッキーは人付き合いから起きるものです。これからも自分の信頼する人との関係は大切にします。
最後に旅行です。資産形成を最優先にして思い出がないのは寂しい人生だと考えるようになりました。サラリーマンは休みが少ないです。そのため、その休みは最大限思い出が作れるようにしています。
一方で、無駄な買い物や嗜好品には手を出さないようにしています。節約は我慢ではなく「選択」だと実感しています。
- 光熱費:エアコンのつけっぱなしなどを気にしすぎない
- プレゼント:喜ぶ顔が見たいから、迷わず贈る
- 旅行:人生の思い出はケチらない
【生活】今使わない物は手放すように
「いつか使うかも」と思って保管していたモノが、部屋を圧迫し、探し物の時間も増やしていました。これは以下のような悪循環につながるからです:
- 部屋に物が増える → 物が見つからなくなる → 物を探す時間が増える
しかし、資産1,000万円くらいになり「使うときに買えばいい」と考えるようになってから、不要なものをどんどん手放すように。
- 物が減ると探し物がなくなる
- 部屋がスッキリして気持ちも整う
- 着ない服や使わない雑貨を売却・処分して現金化
生活のミニマム化が、結果的に時間とお金の節約にもつながっています。
- ものを探す時間の削減
- 着ていない服の削減やメルカリでの現金化
【お金の使い方】“4%ルール”を意識して購入
買い物をするとき、「その金額は投資資産から得られる利益でまかなえるか?」という視点を持つようになりました。たとえば、4万円の支出は、100万円の資産の4%リターンに相当します。つまり、4万円の買い物をするためには100万円資産形成が必要です。
みなさんは「マルサの女」という映画をご存知でしょうか。この映画の中に、次のようなセリフがあります。
「ポタポタ落ちてくる水をコップに溜めているとする。喉が渇いたときに半分しかないのに飲んでしまう、これは最低。なみなみいっぱいになる、これでも飲んではいけない。いっぱいになって溢れた縁から垂れてくるのを飲んで我慢するのよ」
私はこのセリフのポタポタ垂れてくる水を、全世界株の投資平均リターンの4%だと思い、この4%で購入するとしても購入したいかと自分に問いかけて、判断をしています。
この基準を意識することで、本当に必要かを問うクセがつき、衝動買いが減り、後悔のない買い物ができています。
- 衝動買いが減り、後悔のない買い物ができる
【時間】本当にやりたいことに時間を使う意識が芽生えた
「時間がない」と言い訳しがちですが、実は“やらなくてもいいこと”に時間を使っていることも多いもの。以下のようなことはありませんか?
- 本当に読みたいマンガの後に惰性で別のマンガを読んでいたら、時間が過ぎている
- 飲み会で愚痴に付き合っていたら終電に
このように、自分のしたいこと以外に時間を使っていたら、時間はあっという間になくなってしまいます。
時間の使い方も「自分基準」で。「本当にやりたいことをしているか」を考えるようになり、毎日の自由な時間が増えて、より充実するようになります。
毎日自分の自由な時間が30分程増える
まとめ:1,000万円は贅沢の始まりではなく、“自分基準”の始まり

資産1,000万円を達成したことで、「投資」「節約」「生活」「お金の使い方」「時間」すべてにおいて“自分にとっての正解”が見えてきました。
まだサイドFIREには遠いですが、自分らしい暮らしを実現するための基盤ができたと思っています。今後もこの基準を大切にしながら、着実に資産形成を進めていきたいです。
- 無駄な投資・支出が減り、効率的に資産が増える
- 時間とお金の使い方が明確になり、満足度が上がる
- 自分の価値観で行動できるようになる
「いつか1,000万円貯めたら」ではなく、「少額からでも自分の基準を育てる」ことが、人生を豊かにする第一歩かもしれません。
私のサイドFIREまでのロードマップに興味がある方はこちらをご覧ください。