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【退職と移住を決意】理想の生活を手に入れるために。現実と理想の5つのギャップ

【退職と移住を決意】 理想の生活を手に入れるために。現実と理想の5つのギャップという記事のタイトル

はじめに

誰もが一度は思い描く「理想の生活」。自分の好きなものを作り、心地よい家で家族との時間を大切にする、そんな暮らしを夢見ているのではないでしょうか。しかし、仕事をして忙しい日々に追われる現実では、なかなか理想に近づかないと感じています

本記事では、下の図のような理想の生活と現実の生活を対比し、そのギャップを埋める具体的なアプローチを紹介します。私は性格上、少しずつ理想に近づくではなく、退職して一気に生活を変える選択をしました。

この記事でわかること
  • 4,000万円でサイドFIREを目指す研究職サラリーマンが主夫になり、地方移住を考える5つの理由

とんけの5つの理想と現実

1. 自分で好きなものを作って食べる vs. 作り置きに頼る生活

理想と現実
  • 理想の生活: 自分で好きな食材や選び、食事作りを楽しむ時間
  • 今の生活 : 料理をする時間がなく、作り置きや外食に頼りがち

仕事をしている方は全員、「平日、時間がないから料理ができない」と感じると思います。とん家ではその結果、外食や作り置きに頼る生活が続きました。しかし、これは「料理をしない→外食や作り置きにお金を払う→料理は上達しない→料理をする気が起きない」という負のループに陥る原因になります。

このような生活では、食べたいものを自由に選ぶという楽しみが減り、時には自分があまり食べたくないものにお金を払うことも。これが積み重なり、月の食費は2歳の娘と3人家族で10万円越えでした。

一方で、自分で料理をする習慣を少しでも持てば、好きな食材や調理法で食事を楽しむことができ、食費の節約にもつながります。

忙しい中でも、簡単なレシピや時短調理法を取り入れることで、少しずつ料理の楽しさを感じることができます。そして料理を始めることで、食事への満足感と家計の両方にプラスの効果があると期待しています。

2. ゆとりのある家での生活 vs. 散らかった狭いスペース

理想と現実
  • 理想の生活: 広々とした空間で、気持ちに余裕を持って暮らす
  • 今の生活: 片付けができず、物が溢れて狭く感じる空間

食事と同じで会社員ほぼ全員、「片付けをする時間がない」という状態になると思います。

これがきっかけとなり、「物が見つからない→探す時間が増える→イライラが募る→さらに片付けが進まない」という負のループに陥ることがあります。このループが続くと、家はさらに散らかり、ストレスが溜まる一方です。

散らかったスペースでは、何をどこに置いたのかが分からなくなり、必要なものを探すたびに時間を浪費します。その間に気持ちも荒れてしまい、余計に片付けが進まないという悪循環が加速します。

一方で、ゆとりのある家で整理された生活を送ることができれば、必要なものがすぐに見つかり、時間や気持ちに余裕が生まれます。広いスペースが確保できない場合でも、不要なものを手放し、「小さな片付け」を日々積み重ねることで、生活の質を向上させることができます。

3. 自由な時間がたくさん vs. 家族が寝た後の少しの時間だけ

理想と現実
  • 想の生活: 趣味やリラックスに使える自由な時間を持つ
  • 今の生活:  家事や仕事が終わった後、わずかな自由時間を過ごす

日々の忙しさの中で、「自分の時間がない」と感じる人は多いのではないでしょうか。その結果、家族が寝た後のわずかな時間を使って趣味やリラックスをしようとします。しかし、これが「自由時間がない→家族が寝た後に好きなことをする→寝不足になる→家族との時間や仕事中に眠たくなる」という負のループを生み、疲れが抜けない生活に繋がっています。

このループが続くと、日中の生産性が低下し、家族との時間も十分に楽しめなくなります。さらに、慢性的な睡眠不足は健康にも悪影響を及ぼします。

一方で、自由な時間を確保できる生活は、心身のリフレッシュにつながり、家族や仕事に対してもポジティブな影響を与えます。慢性的な疲れは気づきにくいですが、生活がうまくいかない根本にあると思っています。

4. 子供が小さいうちに家族との時間を持つ vs. 平日は1-2時間しか時間がない

理想と現実
  • 理想の生活: 子供が小さい今しかない大切な時間を楽しむ
  • 今の生活 : 平日は仕事に追われ、家族との時間が短い

仕事に追われる毎日で、「子供との時間が足りない」と感じていませんか?「仕事が終わらない→時間外労働→子供との時間が短くなる→さらに集中できない」という負のループに陥ると、家族との時間がどんどん犠牲になり、心身の疲れも抜けない生活が続きます。このような状況では、せっかくの子供との時間も気持ちが散漫になり、イライラしたりして、充実感を得るのが難しくなります。

特に子供が小さい時期は、成長が早く、一緒に過ごせる時間は貴重です。この期間を大切にすることで、子供との絆が深まり、かけがえのない思い出が作れます。

また、小学生になると家族より友達と遊ぶのが楽しくなり、親から離れていきます。

家族の時間は、後回しにしやすいけれど、何よりも大切なものです。2歳の娘が小学校に行くまでの期間は何よりも家族の時間を大切にしたいです。

5. 移動時間(通勤・帰省)が短い vs. 移動時間が長い

理想と現実
  • 理想の生活: 通勤や帰省にかかる負担が少なく、ゆとりがある生活
  • 今の生活 : 通勤に片道1.5時間以上、帰省は丸1日で約5万円の負担

通勤や帰省にかかる移動時間が長いと、日々の生活に大きな負担を感じることはありませんか?移動時間が短いほど、その分を趣味や家族との時間に充てることができ、時間を有効活用できます。また、交通費も抑えられるため、お財布にも優しいというメリットがあります。

一方で、長時間の移動は心身に悪影響を及ぼすことが研究でも明らかになっています。例えば、「通勤時間が1時間以上」の人は「30分未満」の人と比べて8倍ものストレスを感じるというデータがあります(まいどなニュース)。これが毎日のこととなると、慢性的な疲労やイライラ、不調を引き起こしやすくなり、仕事やプライベートにも悪影響を及ぼします。

私は今通勤に1.5時間以上かかっているのですが、それだけで疲れていると感じています。娘を保育園に送ってから出勤すると10時くらいになり、すでに同僚が働いている中、到着するのも申し訳なくて、ストレスです。

こちらが地方移住を考えた1つの理由です。もちろん生活費の削減もありますが、必要なものがコンパクトに集まっている地方に引っ越すことで通勤や帰省の移動時間が短縮されれば、ストレスを減らし、健康的な生活を送れると考えています。

退職して地方移住を決断!生活を抜本的に見直す理由

忙しさに追われる毎日から抜け出し、理想の生活を実現するために「退職して地方移住」という選択を決断しました。この決断は、以下の5つの課題を抜本的に解決するための一歩です。

  1. 料理をする時間がない → 地方移住で生活費を下げる。ゆとりある生活空間と時間を確保することで、自分で好きな料理を作れる環境を整える
  2. 散らかった狭いスペース → 広い家を手に入れることで、物の整理がしやすくして、生活をシンプルに
  3. 自由時間がない → 通勤時間や帰省の移動時間を削減し自分の時間を増やす
  4. 家族との時間が短い → 生活コストを下げ、通勤時間や仕事時間を短くして時間のゆとりを生むことで、子供や家族とのかけがえのない時間を大切にする
  5. 移動時間が長い → 地方なら移動時間(通勤時間、帰省にかかる時間が)が短縮され、心身の負担が減り、ストレスフリーな毎日に

退職と移住は一見大胆な選択肢ですが、生活コストが下がり、ストレスの少ない環境で生活することで、これまでの負のループから抜け出し、健康的で充実した毎日を送れるようになると考えています、

もちろん地方移住にはデメリットもあります。心身の健康や家族との時間を優先したい方にとっては、理想の生活を実現する大きなチャンスです。「いつか…」ではなく、2026年と具体的な日程を決めて、チャレンジしたいです。

まとめ: ギャップを埋める第一歩を踏み出そう

理想と現実の間にあるギャップを埋めるには、まず現状をしっかり把握し、小さな改善を積み重ねることが重要です。

私も理想の生活を書き出すことから始め、整理することで今回の退職の決断をしました。日々の忙しさの中でも「少しずつ理想に近づく行動」を意識することで、生活の質を変えれます。ただ、退職することで一気に変えた方が早いと思いました。

性格もあると思いますが、少しずつは難しいものです。みなさんも理想の生活を叶えるために、今日から一歩を踏み出してみませんか?