はじめに
私は2030年までに4,000万円を目標に資産形成をしています。今回2026年に配当金年間50万円という目標を追加しました。
先日1歳になった娘を持つ共働きのサラリーマンがなぜ資産額に加えて配当金の目標を設定したのか解説しますので、
- 高配当投資に興味があるけど、何に投資していいかわからない
- 新NISAの投資先に困っているけど、相談する人がいない
- 他の人の資産形成を見てみたい
という方は、ぜひ最後までお読みください。お金の話はなかなか普段できないと思うので何か参考になればと思い、高配当株のポートフォリオや最新の低経費率の日本高配当株投資信託の情報も紹介しています。
- 一般的な子持ちのサラリーマンの配当投資の目的
- 高配当株ポートフォリオ
- 新規の低経費率の日本高配当投資信託
目標を追加した理由と設定金額の理由
3年後に娘が幼稚園に入る?
現在、娘は保育園に通っています。ただ、3歳のタイミングでそのまま保育園に通うか、幼稚園に通うかはまだわかりません。幼稚園に行く場合は妻はフルタイムの労働は難しくなるので世帯年収の大幅なダウンが予想されます。
娘の教育が第一なので、金銭面はしっかり準備をしたいと考えています。
年間配当金50万円で月4万円の収入に!
3年後には今いただいている月9万円の家賃補助がなくなります。ただ、月約5万円払っている保育料が無料となります。
現在、基本的に私の手取りだけで生活しているのでこの差引4万円を配当金で受け取れれば、今と同じ生活水準で過ごせると考えています。そのため、12ヶ月で48万円となり、目標としてキリのよい50万円と目標を設定しました。
2025年まで毎年480万円高配当株投資!
今年は11月までで税抜96,000円程の配当金をもらっているので最終的に12万円程になる予定です。
2026年までに50万円を達成するためにはあと3年で38万円の配当金を受け取り必要があります。配当利回り3.5%として計算すると
38万円÷3.5%=1,085万円
になるので、新NISAの成長投資枠に3年で1,000万円、年330万円の投資が必要です。夫婦で新NISAを利用すれば不可能な数字ではないので特定口座の高配当株も移しながら2年目までは480万円ずつ投資するのを目標にします。
目標達成に向けて、来年から2年間の新NISAの成長投資枠480万円を高配当株で埋める
達成するための3つの方針
米国ETFをインデックスから高配当にリバランス
現在、投資信託でS&P500や全米、全世界に連動する投資信託を400万円ほど持っています。最終的には全世界株などの投資信託を1,500万円ほど、米国高配当、日本高配当株をそれぞれ1,500万円ほどを目指しているのでETFで保有していたVOOとQQQを売却して、VYM、HDVとSPYDにリバランスと考えていました。新NISAが始まるタイミングでのリバランスを予定していましたが、高配当ETFの株価が下がったため、前倒ししました。
その結果、50万円分程購入したHDVは98$程、SPYDは34$程、VYMは100$以下で追加投資できたので良い価格で購入できたと思っています。欲を言えばVYMにもう10万円程追加投資したかったです…。
SPYDはSBIで購入手数料が無料、かつ1番下落していたので購入しましたが、増配率が小さいので新NISAでの購入は迷っています。
日本高配当株に新NISAで投資する
SBI証券でのポートフォリオ、10月は武田薬品、キャノンを購入
日本高配当株は配当金を円で受け取れる、資産分散ができるので新NISAでは年始に一括で購入予定です。前手に武田薬品とキャノンの株価が決算の次の日で下がっていたので、25株ずつ購入しました。その後、どちらも株価は回復にむかっているので良いタイミングで購入できたと思います。この2銘柄含めて私の今のSBI証券での日本高配当株は以下のようになっています。
今SBI証券で保有している日本株を売却、新NISAで100株購入予定ですが、三井住友は100株で70万円以上とちょっと迷う金額です。
日興フロッギーでのdポイント投資を終了・dカード解約
来年からの新NISAに資金を集中するために今まで日興フロッギーで行なっていたdポイント投資を終了しました。そして、dカードやdポイント関連のものを解約しました。
dポイント投資用に行なっているマクロミルとトリマでのポイ活はpaypayに交換して普段の生活費に、日興フロッギー内の日本株は一度売却、新NISAの投資資金にする予定です。
日興フロッギーのポートフォリオは右のようになっていて30万円を現金で投資、あとはポイント投資でこれだけ利益が出ているので何とも売りにくい状況ではあります。
ただ、やはりシンプルな生活が1番お金が貯まると考えているので、dポイントを使うドコモ経済圏を卒業しました。
新NISAに向けて情報収集する
新NISAに向けて、SBIや楽天は日本株や海外ETFの取引手数料を無料にしました。さらに、沢山の新商品がリリースされています。連続増配や累進配当、高配当に該当するものをチェックしています。その中で気になった銘柄を1つ紹介いたします。
経費率最安値!SBI日本シリーズ – 日本高配当株式(分配)
11月17日にリリースがあったSBI日本シリーズ – 日本高配当株式(分配)。経費率が0.099%(税込)と、私の知る日本高配当ETFの経費率の1/3程で投信マイレージのポイントを加味すると米国高配当ETFと遜色ない経費率になるのでこれは、新NISAの候補になると楽しみにしていました。
ただ12/1に発表になったモデルポートフォリオを確認したところ、構成銘柄がちょっとイメージと異なりました。異なった理由は
- 銀行・リース業・商社・通信業が少ない(入っていない)
- 製鉄など景気敏感株の割合が大きい
ということです。特に銀行・リース業、通信業などの人気のある銘柄が勝手に入っていると思っていました。予想配当利回り4.57%と大きいのにも関わらず、PER10.1倍と割安で株価の上昇が見込める企業を選定していると記載がありました。情報提供時のTOP10銘柄(利回り)は以下になります。
三ツ星ベルト(5.71%) | 商船三井(4.89%) |
安藤・間(5.54%) | サンゲツ(4.88%) |
日東工業(5.53%) | H.U.グループホールディングス(4.87%) |
日本たばこ産業(5.00%) | 神戸製鋼所(4.80%) |
ソフトバンク(4.91%) | 日本特殊陶業(4.87%) |
30銘柄を考えていると記載がありましたが、私が投資を考えている銘柄はJT、武田薬品工業、日本製鉄、東ソーと4銘柄しか入っていませんでした。
そのため、メインは個別株という方針は変わらず、この投資信託を新NISAでの投資上限の調整や利回りをあげたりするような使い方をしたいです。
- 米国株投資はインデックス投資は投資信託で高配当投資はETFにする
- 日本高配当株投資はSBI証券での新NISA枠で実施
- シンプルな生活のため、ドコモ経済圏を卒業
- SBI日本シリーズ – 日本高配当株式(分配)は利回り調整に利用
終わりに
妻と娘の保育園・幼稚園の話をして今回、配当金の目標を追加しました。サイドFIREまでの期間は延びてしまいますが、娘には良い環境でたくさんのことを学んでほしいので、もちろん資産形成は後回しです。
今年もあと1ヶ月、今年の振り返りをしっかりして、娘が3歳になる前にしっかり資産形成をしていきたいです。最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひお子さんを幼稚園に入れて本当に良かったというエピソードがあれば教えてください。