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我が家が目指すのは「好きなものに囲まれて、好きな時に好きなことができる暮らし」。
でも「子どもとの時間を大切にしたい」「お金の不安をなくして安心して暮らしたい」──そんな願いを両立するために、私たち夫婦が選んだのは“完全リタイア”ではなく サイドFIRE という生き方です。
サイドFIREとは、資産からの収入で生活費の一部をまかないつつ、自分に合った働き方を続けるスタイル。私たちにとっては 家族との時間を守りながら資産形成を進められる、現実的で持続可能な選択肢 だと考えています。
本記事では、我が家のサイドFIREを目指すための3ステップと、投資・節約・生活設計をどう両立させるかを実体験ベースで解説します。
👉この記事を読むとわかること
- サイドFIRE戦略の全体像と、その軸となる考え方
- 収入アップ・節約・副業・投資という4つのアプローチの具体例
- 都会の共働きと地方移住の違い(収入と時間のトレードオフ)
- とん家が「地方移住+副業」を選んだ理由と実際の工夫
- 2030年・2035年に向けた数値ゴール(資産額・配当額)と進め方
👉こんな方におすすめ
- サイドFIREやセミリタイアに関心があり、具体的な戦略を知りたい方
- 「収入は多いけど時間がない」と感じている共働き世帯の方
- 家計を見直したいが、節約だけでなく投資や副業も取り入れたい方
- 地方移住や転職を検討しつつ、資産形成も進めたい方
- 「お金を増やす」だけでなく「家族との時間」も大切にしたい方
📘 とん家のプロフィール|3年で2,000万円達成!子育てしながら資産形成
上の記事で地方移住・FIRE・家族のこと…“わが家のリアル”をすべてまとめています。

📘 とん家の投資に特化したサイドFIRE戦略を知りたい方はこちら

サイドFIRE戦略|資産形成と暮らしを両立する方法
サイドFIREを実現するには、単に資産を増やすだけでなく「暮らしの満足度」との両立が欠かせません。
特に子育て期は、仕事や家事に追われる中で“お金は貯まるが時間がない”という状況に陥りがちです。
そこで本記事では、資産形成を効率的に進めながらも、家族との時間や暮らしを犠牲にしないサイドFIRE戦略の軸を整理します。
お金を増やす4つのアプローチ|収入アップ・節約・副業・投資
お金を増やす基本はシンプルに「収入を増やす」「支出を減らす」「副業で補う」「投資で育てる」の4つです。
- 収入アップ:本業の給与や共働きで稼ぐ力を高める
- 節約:特に固定費(住居費・通信費など)を抑える
- 副業:本業以外の柱を持ち、節税効果も活用する
- 投資:余剰資金を資産運用に回して長期で育てる
この4つの組み合わせ方は家庭ごとに異なりますが、バランスを意識することで「資産形成のスピード」と「生活の満足度」を両立させることが可能になります。
投資と生活満足度を両立し、特に子育て期の時間を犠牲にしない
資産形成に全力を注ぐと「収入アップ=長時間労働」となり、子どもや家族と過ごす時間を犠牲にしてしまうことがあります。特に共働きでフル稼働するスタイルは資産形成スピードは最速ですが、日常の満足度が低下しやすいのが現実です。
だからこそ、自分に合った投資と生活満足度のバランスを取ることが重要です。とん家では、地方移住による固定費削減と副業での収入補填を選びました。これは「子どもが小さいうちの時間を確保しながら、資産形成も進めたい」という理由からです。
👨👩👧 パートナーとのすり合わせ方
とん家では「お金の話」を細かくするよりも、まず「どんな暮らしをしたいか」という価値観を話し合うことから始めました。将来への不安や子育てへの考え方を共有することが、FIRE戦略の土台になっています。

2030年・2035年のゴール
とん家のサイドFIRE戦略は、明確な数値目標を立てるところから始まっています。
- 2030年までに資産4,000万円、年間配当100万円
- 2035年までに資産5,000万円、年間配当120万円
これらのゴールは「生活費の一部を配当で賄いながら、家族との時間を優先する暮らし」を実現するための基準です。投資先の見直しや副業収入の拡大などは、このゴールに向かって軌道修正していくための手段と位置づけています。
👉 ゴールを数値化しておくことで、日々の収入アップ・節約・副業・投資の判断に一貫性を持たせられるのです。この目標を達成するための投資はこちら

お金のつくり方|収入アップ・節約・副業で投資資金を確保する
サイドFIREを目指す上で最も大切なのは、投資に回せる資金をどう確保するかです。
その方法は大きく分けて「収入を増やす」「支出を減らす」「副業でプラスαを得る」の3つ。さらに、その先に「投資で資産を育てる」という流れが続きます。家庭の状況やライフステージによって、どこに比重を置くかは変わりますが、どのアプローチも「投資余力をつくるための基盤」となります。
収入アップ|本業の給与・共働きで資産形成を加速
資産形成をシンプルに進めるなら、収入アップ=本業の給与を増やすことが最も効果的です。特に東京での共働きは、給与水準が高いため貯蓄スピードも速く、短期間で資産を積み上げることができます。
ただし、ここには大きなデメリットもあります。共働きでフル稼働する場合、長時間労働や通勤に追われ、子育てや自分の時間が削られやすいのです。結果として「お金は貯まるが、生活の満足度が下がる」という状況に陥りやすくなります。
👉 サイドFIREを考えるとき、単純に収入アップに全振りするのではなく、「お金」と「時間」のバランスをどう取るかが重要になります。
節約|地方移住で住居費を削減し投資余力を増やす
資産形成において即効性があるのが、固定費の削減です。その中でも最も大きなインパクトを与えるのが「住居費」。東京で家賃10〜12万円を払っているケースでは、地方に移住することで5〜7万円に抑えることも可能です。
とん家では、地方移住によって住居費を現在家賃12.3万円から7-8万円と圧縮する予定です。その結果、毎月数万円単位で投資余力を増やすことができ、配当株やインデックス投資に回す資金が安定的に確保できています。
👉 地方移住戦略の詳細はこちら

副業|青色申告・経費化でプラスαをつくる
収入アップを本業だけに頼らず、副業でプラスαの収入を得ることもサイドFIRE戦略の重要な柱です。副業で得られる金額は人それぞれですが、「青色申告の特典」や「経費化」による節税効果を組み合わせることで、実際の可処分所得を効率的に増やすことができます。
とん家も副業に取り組み、収入源を多角化したいと考えています。このブログ収益はとても小さいですが、経費計上によって税負担を抑えられる点が大きなメリットです。また、本業と違い「時間を自分でコントロールできる」という点も、副業を続ける大きな価値になっています。
👉 副業は努力次第で成果が変わる領域。リスクを抑えつつ挑戦できる範囲から始めるのがおすすめです。

投資戦略|教育費・生活費・老後資金に備える

サイドFIREを現実のものにするためには、単に資産を増やすだけでは不十分です。教育費・日々の生活費・老後資金という「人生の3大出費」にどう備えるかが、戦略の中心になります。
投資の役割は、単に資産を大きくすることではなく、必要なタイミングで必要なお金を確保できるように設計することです。とん家では「教育費はインデックス投資」「生活費は配当金」「老後はiDeCo・インデックス投資」という形で、それぞれの目的に合わせた投資の役割を分けています。
👉 ここからは、この3つの出費に対してどのように投資で備えているのか、具体的に解説します。
日々の生活費 → 労働収入+配当金
基本的な生活費は労働収入でまかないつつ、配当金で一部を補完するスタイルをとっています。これにより「毎月の安心感」が増し、精神的な余裕が得られています。
- 目標:2030年までに配当収入 月10万円(年間120万円)
- 現状:年間配当36万円(2025年時点)
- 手段:VYM・HDV・SCHD・日経高配当50を中心に、新NISAの成長投資枠で投資
副業収入(ブログ・ポイ活など)も組み合わせ、労働に依存しない暮らしへ徐々にシフトしている段階です。
教育資金の確保 → インデックス投資で積立
子どもの進学に備え、インデックス投資を中心に計画的に積立を続けています。
- 目標金額:投資入金額1,000万円(大学進学を想定)
- 手段:ジュニアNISA(2023年まで)/旧つみたてNISA(2023年まで)/新NISA積立枠(2024年〜)を活用し、全世界株インデックスを中心に運用
- 進捗:2026年中に元本1,000万円の積立を完了予定
また、教育方針としては 小・中の受験は予定せず、公立進学が基本。そのぶん教育費の総額は抑えつつ、経験の幅を広げることを重視しています。万一、理系や医学部進学などで不足する場合は奨学金も前向きに活用予定。低金利で借りられる奨学金は「投資期間を延ばす」という観点でも有利と考えています。
\ 教育費ってどのくらいかかるの…?が気になる方へ /

③ 老後資金 → 配当金+インデックス資産の取り崩し
老後は「生活費は配当、ゆとり費はインデックス取り崩し」という2本立てで考えています。
- 目標:月40万円(生活費25万円+娯楽費15万円)
- 時期:夫婦60歳以降(約25年後)
- 設計:
収入項目 | 月額目安 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|
配当金 | 20万円 | 生活費 | 年間240万円(増配込み想定) |
副業収入 | 5万円 | 生活費 | 在宅・自由度の高い働き方を想定 |
インデックス投資 取り崩し | 15万円 | 娯楽・ゆとり費 | 元本4,500万円を4%ルールで運用 |
2030年時点では配当が月10万円に届く見込みですが、老後に向けてさらに投資を積み増し、増配を取り込みながら長期的なキャッシュフローを安定させる計画です。以下が実際の増配シミュレーションになります。
年度 | 税引後年間配当金 |
---|---|
2030年 | 100万円 |
2035年 | 約120万円 |
2050年 | 約193万円 |
🧩 投資戦略まとめ(2025年現在)
分類 | 内容 |
---|---|
インデックス投資 | eMAXIS Slim全世界株やS&P500など (旧NISA/新NISA積立) |
高配当株投資 | VYM・HDV・SCHD・日経高配当50など (新NISA成長枠+特定) |
月間投資額 | 約20万円(夫婦合算) |
年間配当 | 約36万円目標(目標:2030年に100〜120万円) |
このように、「目的ごとに使い分ける投資設計」で、ただ増やすだけでなく、「どう使い、どう暮らすか」まで考えた資産形成を進めています。
👉 最新の投資戦略はこちら

👉 最新のポートフォリオはこちらで公開しています。

まとめ|地方移住・副業・投資で家族の時間を守るサイドFIRE戦略

とん家が目指すのは、「働かない生活」ではなく、資産形成と暮らしの満足度を両立した“時間にしばられない生活”です。
都会での共働きは収入面では有利でしたが、子育てや家族の時間を犠牲にしてしまうと判断し、方向転換をしました。地方移住で住居費を抑え、副業で収入を補い、その余力を投資に回す──この流れを徹底することで、2030年に資産4,000万円・配当100万円、2035年に資産5,000万円・配当120万円というゴールを目指しています。
このブログでは、「収入アップ・節約・副業・投資」の実践を通じて、“お金を増やす”だけでなく“家族との時間を守る”ためのサイドFIRE戦略を発信しています。
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