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サイドFIREとは? 子育てと資産形成の“ちょうどいいバランス”
我が家が目指すのは「好きなものに囲まれて、好きな時に好きなことができる暮らし」。でも
「子どもとの時間を大切にしたい」
「お金の不安もなくしたい」
そんなわがままな私たち夫婦が目指すのは、“完全リタイア”ではなくサイドFIREという暮らし方です。
サイドFIREとは、資産からの収入で生活費の一部をまかないつつ、自分らしく働き続けるスタイル。このサイドFIREが家族との時間と資産形成を両立させる「現実的な選択肢」だと感じています。
📊 2024年実績:資産2,000万円・年間配当27万円
🎯 目標:2030年に資産4,000万円・月15万円(配当10万円)の自立収入へ
✅ この記事でわかること
- とん家が目指すサイドFIREとはどんな生き方か?
- 資産形成の3ステップ(実体験&計画)
- 投資・地方移住・副業などのリアルな実践記録
🎯 この記事はこんな方に向けて書いています
- 子育てとお金、両方を大切にしたい共働き・子育て世帯
- フルFIREは難しくても「ゆるく自由な暮らし」を目指したい方
- NISAや移住、副業など“暮らしを変える一手”を探している方
📌 こんな方にはとん家の実践記録や節約術もおすすめです
📘 とん家のプロフィール|3年で2,000万円達成!子育てしながら資産形成
地方移住・FIRE・家族のこと…“わが家のリアル”をすべてまとめました

“自由”は自分でデザインする|とん家の考え方と暮らしのステップ

我が家が目指すのは「好きなものに囲まれて、好きな時に好きなことができる暮らし」。
これだけ聞くと共働きで最速FIREしたら?
と思うかもしれませんが、「娘との時間(特に小さいうち)も大切にしたい」という思いから、完全リタイアではない“サイドFIRE”を目指しています。
そして、サイドFIREを実現するために、暮らしを3つのステップに分けて進めています。今は、STEP1(共働きでの資産形成)を終え、STEP2(地方移住と働き方の見直し)への移行期にいます。
“自由”は一気に手に入るものではなく、少しずつ暮らし方を整えることで近づいていく——
この章では、そんなとん家の価値観とステップの全体像をお伝えします。
🛤 サイドFIREは「3つのステップ」で進める
サイドFIREは一気にゴールできるのものではありません。
資産・働き方・生活コストを一歩ずつ最適することが重要です。とん家では以下の3ステップで段階的に暮らしを変化、サイドFIREを目指しています。
✅ STEP1|共働き×都会暮らしで資産形成(実行済み)
- 固定費を抑えつつ、夫婦で毎月20万円以上を投資
- つみたてNISA・ジュニアNISAを活用しながら資産を増やす
- 約3年間で資産2,000万円を達成
この時期は“仕込み期間”として、支出を抑えてとにかく貯めるフェーズでした。
🔄 STEP2|夫のみ働く×地方移住で生活最適化(現在準備中)
- 共働きから夫のみ働く形にシフト
- 地方移住で、生活コストを最適化する準備中
- 配当+副業で生活費の一部をカバーできる仕組みを整える
📍現在はこのSTEP2への移行期にあり、
「娘と過ごせる今しかない時間」を最優先にする暮らし方に切り替えている段階です。
🎯 STEP3|自立収入で“好きな暮らし”へ(2030年目標)
- 2030年までに資産4,000万円・月15万円の自立収入(配当+副業)を実現
- 娘が小学生になるタイミングで、自由度の高い暮らしへ移行
- “好きな仕事を必要な分だけ”する暮らしが最終目標
💡 とん家の価値観|資産形成だけでなく、大切な時期を逃さない
我が家のサイドFIRE戦略は、「人生の優先順位を再設計する」ことから始まりました。
- 娘の小さい時期に家族で過ごす時間を大切にする
- 小学・中学受験はしない方針(娘には経験重視で育ってほしい)
- 生活はコンパクトに。無駄な費用・時間をなくして「満足できる暮らし」を大切に
夫婦で価値観をすり合わせながら、二人三脚で家計と資産形成を進めてきました。
👨👩👧 パートナーとどうすり合わせる?
とん家では「お金の話」をあえてせず、価値観ベースで“暮らしのかたち”を話し合いました。
将来の不安や子育てへの考え方を共有することが、FIRE戦略の土台になっています。

🔑 サイドFIREは「ゴール」ではなく「選択肢」
僕たちにとってサイドFIREは、
「働かずに生きること」ではなく、「暮らしを自分たちで選べる状態」をつくる手段です。
この章で紹介したステップと価値観をベースに、次章では、いよいよその中心となる【資産運用戦略】について詳しくお伝えします。
資産形成戦略|“教育費・生活費・老後”をどう準備するか

サイドFIREを実現するには、「何のために」「どの手段で」「いくら必要か」を明確にした目的別の資産形成が欠かせません。とん家では、以下の3つ必要資金に、新NISAで高配当×インデックス投資で対応する計画を進めています。
💡 投資スタイルに迷っている方へ
とん家では「配当金で安心感を確保しつつ、インデックスで成長を狙う」戦略を取っています。戦略が知りたい方は次の章へ。最新の配当金等の実績が知りたい方はこちら👇
👉 【2025年版】サイドFIREのための高配当×インデックス投資戦略
① 教育費の確保 → インデックス投資で積立
- 【目標金額】1,000万円
- 【手段】
– ジュニアNISA(2023年まで)
– 旧つみたてNISA(2023年まで)
– 新NISA積立枠(2024年〜)
これらを活用して、すべてインデックス投資(全世界株中心)で運用中です。 - 【実績】
2026年中に、インデックス投資での元本1,000万円の積立を完了予定。これにより、大学進学など将来的な教育費に備える土台はほぼ整いました。 - 【考え方】
我が家では、娘には受験勉強よりも多様な経験をしてほしいと考えており、小・中の受験は予定していません。 - 首都圏では上位層が中学受験に進む傾向が強く教育費もかさみますが、地方では基本的に公立進学が主流で、多様な人との関わりも期待できます。
- 理系・医学部への進学によって、教育費が足りなくなった場合は、奨学金の活用も前向きな選択肢と捉えています(返済は親が補助する可能性もあり)。低金利で借りられる奨学金は、「投資期間を延ばす」という観点でも有利と考えています。
② 日々の生活費 → 労働収入+配当金
- 【目標】2030年までに配当収入 月10万円(年間120万円)
最低ラインとして年間100万円を目指しています。 - 【現状と方針】
この目標は簡単ではありませんが、到達可能なラインと思っています。
まずは新NISAの成長投資枠をフル活用し、最長期間で運用することを最優先にしています。 - 【スタンス】
「生活費は労働収入でまかなう」のが基本方針。
生活費(教育・食費・レジャーなど)を配当でカバーできる体制を徐々に整えています。 - 【手段】
■ VYM・HDV・SCHD・日経高配当50を中心に、NISA成長投資枠で投資。
■ 副業収入(ブログ・ポイ活など)も組み合わせて、労働に依存しない暮らしを模索中です。
③ 老後資金 → 配当金+インデックス資産の取り崩し
- 【目標】月40万円(生活費25万円+娯楽費15万円)
- 【時期】夫婦60歳以降(約25年後)
- 【考え方】
■「生活費は配当で、娯楽費はインデックスの取り崩し」スタイルを想定。
収入項目 | 月額目安 | 用途 | 備考 |
---|---|---|---|
配当金 | 20万円 | 生活費 | 年間240万円(増配込み想定) |
副業収入 | 5万円 | 生活費 | 在宅・自由度の高い働き方を想定 |
インデックス投資 取り崩し | 15万円 | 娯楽・ゆとり費 | 元本4,500万円を4%ルールで運用 |
■ 詳細な設計はこれからですが、配当金月25万円、インデックス投資資産が4,500万円くらい。以下のように配当月25万円は2030年に120万円の配当が足りないので追加投資を予定
年度 | 税引後年間配当金 | 増配率3.0%前提 |
---|---|---|
2030年 | 120万円 | 初期値 |
2040年 | 約161万円 | +34% |
2050年 | 約217万円 | +81% |
- ■「資産を使って自由な時間を楽しむ」ことを前提に資産を育てています。
🧩 投資戦略まとめ(2025年現在)
分類 | 内容 |
---|---|
インデックス投資 | eMAXIS Slim全世界株やS&P500など (旧NISA/新NISA積立) |
高配当株投資 | VYM・HDV・SCHD・日経高配当50など (新NISA成長枠+特定) |
月間投資額 | 約20万円(夫婦合算) |
年間配当 | 約36万円目標(目標:2030年に100〜120万円) |
このように、「目的ごとに使い分ける投資設計」で、
ただ増やすだけでなく、「どう使い、どう暮らすか」まで考えた資産形成を進めています。
実際の運用記録とポートフォリオ公開
ここでは、我が家がサイドFIREを目指す中で積み上げてきた資産の推移と投資ポートフォリオを紹介します。目標と現実をどうすり合わせてきたか、リアルな数字をベースに振り返ります。
📊 資産推移の記録(2021年末~2025年)
- 2021年:共働きで資産形成スタート
つみたてNISAとを活用し、家計の最適化を開始。 - 2022年:資産1,000万円達成
生活費削減とボーナス投資で大きく前進。娘が生まれ、ジュニアNISAを開始。 - 2024年:資産2,000万円突破
新NISAを活用し、毎月約20万円以上を投資中(夫婦合算)。
年間配当額は約27万円に。FIRE戦略の「仕込み期」完了を実感。 - 2025年:(目標)資産3,000万円、年間配当金36万円
🧩 我が家の最新の投資ポートフォリオ
以下が概要になっています。最新のポートフォリオはこちらをご覧ください。
投資枠 | 商品 | 補足 |
---|---|---|
新NISA 積立枠 | eMAXIS Slim 全世界株式S&P500 | 教育費・老後向け |
新NISA 成長投資枠 | VYM、HDV、SCHD、日経高配当50 | 配当金目的 |
特定口座 | 同上(高配当ETFの継続購入) | 新NISA前に投資 |
配当・副業収入の再投資 | ポイント運用・高配当株の買い増し | 月1〜2万円を目安 |

💡 運用の方針と見直し
- 新NISAの非課税枠を使い切ることを最優先
- 積立と高配当のバランスを定期的に見直し
- ポートフォリオ比率は「生活ステージ」に合わせて柔軟に調整中
子育て中でも無理せず、投資と暮らしを両立する仕組みづくりを大切にしています。
次章では、地方移住による生活コストの変化やメリットを紹介します。
サイドFIREを支える地方移住の計画とメリット

サイドFIREを現実に近づけるため、現在私たちはSTEP2:地方都市(仙台)への移住準備中です。移住によって「支出の最適化」と「家族との時間の確保」を同時に目指しています。
現在準備期間で食費等の変動費の最適化を行ない、地方移住した最適化した変動費で固定費を最適化するプランを考えています。この章では
🏠 支出面:生活コストが月10万円以上減
地方移住での生活コスト削減の内訳は以下の通りです。
項目 | 東京 | 仙台(想定) | 差額 |
---|---|---|---|
家賃 | 月13万円 | 月8万円 | ▲5万円 |
保育料 | 月5万円 | 月0円 (自治体無償化) | ▲5万円 |
その他 (食費・日用品・光熱費) | 月10万 | 月8万円以下 | ▲2万円以上 |
✅ 合計で月10万円以上の支出減が見込まれています。
また、駅徒歩圏の物件を選ぶことで「車なし生活」に挑戦します。
地方では「車社会」が当たり前と思われがちですが、仙台市内であれば車を持たずに生活できる選択肢も十分あると思っています(。
🏠 地方移住は「暮らしの余白」を広げる手段
我が家は東京から仙台に移住し、家賃等の固定費が年間100万円以上ダウンすると考えています。具体的な固定費の違いや、子育て環境も含めて比較した内容はこちら👇

📉 移住に向けて「変動費」もコツコツ見直し中
移住すれば家賃や通勤費は下がりますが、それだけでなく毎日の食費・日用品・交際費などの“変動費”も地味に効いてきます。我が家では「移住前」から生活コストを整え、暮らしの土台づくりを始めていました👇

💼 収入面:共働きに頼らず成り立つ設計へ
移住後は確実に収入が減るので、我が家では以下の三本柱で補う予定です
- 本業収入:夫は転職準備中(リモート含む)
- 配当金:2030年までに年間100~120万円(月8〜10万円)を目指す
- 副業収入:ブログ、ポイ活、在宅ワークなどで月数万円を確保
この設計により、妻が退職しても家計が成立する見込みが立ちました。
「共働きだからこそ実現できる生活」から、「家族の時間を優先できる働き方」へ。
この変化は、サイドFIREの本質的なメリットだと感じています。
🧳 暮らしの再設計とともに、働き方も見直しました
共働き前提の都市生活から一歩離れ、「地方でも成り立つ収入設計」を考え、転職活動をしました。転職活動の体験記に興味がある方はこちら

👧 娘との時間:今しかない3〜6歳の時間を最優先に
子どもが小さい時期は、一度しかありません。
共働きでは得づらかった**「毎日のふれあい」や「夕方の余白」**を取り戻すことができる――それがこの移住計画の最大の価値です。
📚 教育費面でも有利に
我が家では、娘には受験勉強よりも、多様な経験をしてほしいと考えています。
そのため、小学校・中学校での受験は考えておらず、公立校を前提に、地域の中でのびのびと学んでほしいという方針です。
首都圏では、上位層が中学受験に流れがちで、教育費や学習環境が“競争的”になりやすいですが、地方であれば小中高まで基本的に公立が主流。さまざまな家庭環境の友達と自然に関われる環境が整っていると感じています。
そして大学進学に向けては、2025年中にジュニアNISA・旧NISA・新NISAを活用して、インデックス投資で元本1,000万円の積立を完了予定です。
今しかない幼少期〜思春期に過度な教育コストをかけず、その分“時間”と“自由”を大切にしたいというのが我が家の考えです。
将来的に娘が行きたい道を見つけたとき、必要な教育費を無理なく用意できる状態を目指して資産形成を続けています。
\ 教育費ってどのくらいかかるの…?が気になる方へ /

🛠 移住準備の進行状況
- 東京都からの移住支援金制度を活用確認(最大100万円支給)→23区が対象ということで断念
- 駅近・徒歩圏の物件に絞って車なし生活を想定
- 転職先をリモートで探索中
✅ 移住のメリットまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
支出削減 | 月10万円以上の生活費ダウン (家賃・保育料・生活費) |
妻の退職 | 配当+副業で共働きに頼らない生活が視野に |
家族時間 | 娘との「今しかない時間」を確保できる |
教育費 | 公立中心+インデックス積立で大学費用も計画済み |
車なし生活 | 駅近物件を選び、地方でも車なしに挑戦 |
まとめ|家族の時間を軸にした“自分たちのFIRE”
我が家が目指すのは、「働かない生活」ではなく、“時間にしばられない生活”です。
資産形成・移住による固定費の見直しという選択を通じて、「好きなものに囲まれて、好きなときに好きなことができる暮らし」に一歩ずつ近づいています。
このブログでは、「お金より家族との時間」「消費より自由」を軸にして、2030年サイドFIREを目指す過程をこれからも発信していきます。気になった方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!
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