投資と副業

2025年新NISA投資銘柄決定

はじめに

2024年から新制度がスタートし、多くの投資家が積極的に利用してきた新NISA。2024年も終盤に差し掛かり、投資成果を振り返り、2025年に向けた投資計画を立てる時期がやってきました。本記事では、子持ち34歳サラリーマンの短期・長期の資産目標を2030年までに総資産4,000万円、2026年には年間配当金50万円(税引後)と設定している私の2024年の振り返りと2025年の新nisaの投資戦略を紹介します。

簡単に私の現在の資産状況は2024年は総資産2,000万円、年間配当金25万円を程度を想定しています。今年2024年の資産の伸びと長期目標から2025年の目標には総資産2,500万円、年間配当金38万円と設定しています。

友人と資産状況の話しにくいと思います。他の方の資産状況が気になる方はぜひご覧ください。

この記事でわかること
  • • 子持ち34歳サラリーマンの短期・長期資産目標
  • • 2024年の資産状況と投資成果の振り返り
  • • 2025年の新NISA投資戦略と投資銘柄の変更点

【新NISA】2024年の振り返りと2025年の投資銘柄

2024年新NISA投資状況

下が今年の新NISA投資銘柄です。今年は8月くらいまでに妻と私の枠720万円分を投資しました。私の口座は米国株、妻の口座で日本株とわけています。

口座銘柄ETF購入数評価額(円)評価損益(%)
積立SBI•V•S&P5001,097,1019.71
成長投資SBI•V•米国増配株式インデックスファンド17,5563.17
VYM761,466,40513.2
HDV701,234,75412.62
積立eMAXIS Slim 全世界株式1,077,7287.77
成長投資SBI日本高配当株式ファンド822,3672.38
NF日経高配当430965,3509.35
NF株主還元70455768,4957.58
              新NISAでの投資銘柄と評価損益 (10/13 2024)

成長投資枠(米国株)の振り返り

2024年は、ほぼ全て米国高配当ETFであるVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)とHDV(iシェアーズ・コア米国高配当ETF)に投資を行いました。今年の両銘柄の株価および配当金の推移は順調であり、ポートフォリオに安定した配当収益をもたらしています。

成長投資枠(日本株)の振り返りと変更点

日本市場の高配当株も投資ポートフォリオの一部を占めており、今年は特に株価と配当の推移を重視して選定を行いました。今年の主な振り返りと2025年の投資銘柄を3点にまとめました。

SBI日本高配当からシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(ティッカー: 1478)への変更

2024年、SBI日本高配当株は投資銘柄の入れ替えが多く、今後の増配確実性にやや不安があるため、株価が堅調でインデックスに基づく安定した配当利回りが期待できるシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(ティッカー: 1478)に変更する予定です。

iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(ティッカー: 1478)は、日本の大型・中型株の中から、配当利回りが高く、財務健全性の高い企業に投資するETFです。このETFは、MSCIジャパン高配当利回り指数(配当込み)への連動を目指しています。

主な特徴は

  • 投資対象: 日本国内の取引所に上場している大型・中型株のうち、配当継続性や配当性向、財務指標(ROE、負債・自己資本比率、収益の変動性)などの基準を満たし、MSCIジャパン指数の配当利回りの130%以上の利回りを持つ銘柄。
  • 運用管理費用: 年率0.209%(税込)。
  • 分配金: 年2回(2月、8月)。

最新の組入上位5銘柄(2024年11月1日現在)

銘柄コード銘柄名保有比率
7203トヨタ自動車5.63%
1925大和ハウス工業5.23%
3382セブン&アイ・ホールディングス5.16%
9434ソフトバンク5.10%
2914日本たばこ産業4.98%

株価と分配金の推移(過去5年間)

年度年末株価(円)年間分配金(円)分配金利回り(対前年末株価)
20192,012683.75%
20201,929572.83%
20212,186572.95%
20222,362763.48%
20233,150692.92%

注: 年末株価はその年の12月末の終値です。分配金利回りは、年間分配金を前年末の株価で割った値です。

この銘柄は財務や配当性向も考慮した指数となっているため、5年間の株価推移も配当利回りも安定している。経費率が0.2%と日本高配当ETFの中では安いので選択しました。元々、ß今年の投資対象の最終候補にもなっていましたが、SBI日本高配当にひかれて変更した銘柄でもあります笑

1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 ETF)は新しい低コストファンドTracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)に変更

1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 ETF)は、高配当銘柄を中心としたポートフォリオ構成が特徴があります。 2024年の株価推移において、堅調な動きを見せました。年初から徐々に上昇しつつ、安定したパフォーマンスを維持しています。そのため、同じ指数に連動して経費効率が安いTracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)移行します。これは手数料削減により、長期的なリターンを高める狙いです。以下がこの2つの経費率と分配金支払い月の比較になります。

項目Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 ETF(1489)
信託報酬(年率)0.10725%(税込)0.28%(税込)
分配金支払月奇数月(年6回)1月、4月、7月、10月(年4回)ß

2529(MAXIS日本株高配当70 ETF)は継続

2529(MAXIS日本株高配当70 ETF)は引き続き投資します。2024年の値動きや配当金も期待通りでした。さらにこのETFは日本の主要高配当株を網羅し、特に金融・通信などのセクターが強いため、引き続き堅実な配当収益を期待しています。

資金調達計画:特定口座からの整理と移行

2025年に向けた新NISAの資金調達方法について、特定口座で保有している銘柄の見直しを行う予定です。具体的には、私(夫)の口座にあるSPYDHDV、および妻の特定口座にあるすべての銘柄を一旦売却し、その資金を新NISAに移行します。この売却により約200万円の資金が見込まれ、残りの積立投資枠の240万円(2人分)と成長投資枠の280万円を合わせた計520万円分を現金から投資予定です。新NISA制度の特典を最大限に活用し、効率的な投資を目指します。

終わりに

2025年に向け、引き続き新NISAの枠を活用し、安定した配当収益を目指すとともに、手数料の低い銘柄への移行や市場動向に合わせた投資調整を行っていきます。米国株のVYM、HDV、VIG、日本株は1489のインデックスと2529はいずれも安定性と成長性を兼ね備えた投資先として、2025年も引き続き投資予定です。新しく投資する1478には2529以上の結果を期待しております。