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家賃相場21万円の職場近く。私は9.9万円で快適に暮らしています
私の職場付近で2LDKを借りようとすると、家賃相場は月21万円前後(CHINTAI調べ)。しかし私が住んでいるのは、そのターミナル駅から電車で45分離れた駅。家賃はわずか9.9万円。家計へのインパクトは絶大です。
築古物件ですが、リフォーム済みで室内はとても快適。間取りも3DKで、家族3人でも十分な広さがあります。「駅近」「築浅」といった条件を少し見直すだけで、ここまで固定費を抑えられます。
私はこれまで、職場から徒歩15分、30分、45分、そして1時間20分の場所に住んだことがあります。さまざまな通勤距離を試した結果、家賃・通勤・生活のバランスがもっとも取れたのが「通勤30〜60分」でした。
この記事では、通勤時間と家賃のバランスをどう取るか、そして暮らしの満足度を保ちながら固定費と変動費をWで節約する方法を、実体験をもとにご紹介します。
- 職場最寄駅の家賃相場21万円に対し、月10万円以上安く借りられた理由
- 「通勤時間が長くなる=不便」と思われがちな通勤45分のリアルな暮らしと節約効果
- 家賃以外にも節約できた、交際費・交通費の意外な副産物
- 実体験から導き出した、QOLを下げずに家賃を抑えるための3つの戦略
- 物件選びの“落とし穴”を避けるためのチェックポイント
- 初期費用や仲介手数料を下げるためのおすすめサービス・ツール紹介
通勤時間が45分でも、家計に大きなメリットがある

家賃を下げることはもちろん、通勤時間を活かして交際費・交通費といった変動費の節約にもつながりました。 この章では、私が実際に感じた3つの大きな節約ポイント── 「家賃のインパクト」「飲み会との距離感」「定期券の有効活用」についてお話しします。
職場近くの家賃相場の半額以下で住める(固定費の節約)
私はこれまで、職場から徒歩15分、30分、45分、そして1時間20分以上の場所に住んだことがあります。さまざまな通勤距離を試した結果、**家賃・通勤・生活のバランスがもっとも取れたのが「通勤30〜60分」**でした。
職場が都心でも通勤時間を30-60分とエリアをずらすだけで、条件の良い物件がぐっと安くなります。別章で話しますが、築古でもフルリフォームされていれば快適。家賃は月11万円近く下がり、年間では約132万円の固定費削減に。
家賃を抑えるだけなら1時間20分離れる選択肢もありましたが、睡眠や自由時間が大きく削られて生活に支障が出てきます。その経験を踏まえて今は「30-60分程度」がもっとも無理のない距離感だと感じています。
もし今、家賃が高いと感じていて見直しを検討されているなら、**「通勤30分〜60分圏内で探してみる」のがおすすめです。少しだけ条件を変えるだけで、見えてくる選択肢が大きく広がります。
📌 ワンポイント:通勤時間は「損」ではなく「活用のチャンス」
通勤時間が長くなると、自由時間や体力面での不安も出てきますよね。実際、私も「通勤が1時間を超えた時期」は、生活に支障が出るほど疲れやすくなりました。
ただ、工夫次第で“自分の時間”として活用できます。例えば、私は朝は始発を狙って座り、youtubeでの情報のインプットや、読書に集中したりしています。さらに、「トリマ」などのポイ活アプリを使えば、移動中にポイントも貯められてちょっとした節約にも。
ポイ活アプリ「トリマ」で稼ぐ!通勤・新幹線移動で年5,700円のリアル体験「通勤=ただの移動時間」と思わずに、自分に合った使い方を見つけてみると、日々の満足度もぐっと上がりますよ。
飲み会を断りやすくなった(交際費の節約)
「家が遠いので先に帰ります」と言えるようになり、飲み会の回数が激減。これまで1回5,000円〜10,000円ほどかかっていた交際費、月に2〜3万円の削減になりました。
「最近、ちょっと飲み会多いかも…」 そう感じつつも、なんとなく流れで参加してしまう。 そういう方も多いのではないでしょうか?
私も以前は、週に2回の飲み会が当たり前でした。 1次会で5,000円、2次会まで行けば+3,000円。週1回でも、月に4万円近くの出費です。家計にも、体にもじわじわ効いてきます。
そんな私の生活を変えたの変えたのが、「45分通勤になった引っ越し」でした。 会社から30分以内の距離に住んでいたころは、誘われたら断りにくく、終電も気にせず参加していました。 でも、引っ越して通勤が延びたとたん、飲み会の参加頻度が激減。月に1回以下になったんです。
大きなポイントは、「帰るのが面倒そう」「終電が早そう」という“物理的に断りやすい距離感”。 会社から遠いだけで、自然に断りやすくなります。さらに2次会は「終電があるので」と確実に断れるでしょう。
結果として、交際費は月3万円ほど節約。無理に我慢したわけではなく、「誘われにくい環境」に身を置いたことで、出費が自然に減ったのです。これは、節約したいけど人間関係も大事にしたい方にとって、飲み会を取捨選択する効果的な方法だと実感しています。
定期券で休日の移動も節約(交通費の節約)
これは通勤定期が会社から支給されている方限定の話になりますが、もし休日によく出かけるエリアがあるなら、その場所が定期券の範囲内に入れられないか、一度チェックしてみてください。
たとえば──
お気に入りのカフェがある街、よく友人と会う場所、家族で出かける定番のショッピングエリア。
こうした「つい行きがちな場所」が定期圏内にあれば、休日の交通費は実質タダ。月に数回行くだけでも、1,000円、2,000円と意外と差が出てきます。
もちろん職場へのアクセスが第一ですが、賃貸の場所を選ぶだけで、プライベートの移動コストも抑えられるかもしれません。
「通勤ついでに、休日の節約」──
交通費の見直しも立派な家計改善の一歩です。ぜひ一度、今の定期券のルートを見直してみてくださいね。
QOLを下げずに家賃を下げる「3つの家選び戦略」+2つの補足

家賃を下げたいけれど、暮らしの快適さはできるだけキープしたい──。そんな方に向けて、私が実践した「QOLを下げずに家賃を抑える」ための具体的な家選びの工夫をご紹介します。
この章では、(1)都心から少し離れるだけで家賃が下がるエリアの見極め方、(2)築古でも快適に暮らせるリフォーム済み物件の選び方、(3)“ちょうどいい広さ”で無駄のない間取りの考え方を中心に解説します。
あわせて、物件情報にある「徒歩〇分」の落とし穴や、周辺施設の重要性など、実際に住んでみて気づいた注意点も補足します。
1. ターミナル駅から“数駅ずらす”だけで相場が変わる
家賃相場は駅の立地で大きく変わります。例えば、ターミナル駅の2LDKで20万円以上の相場でも、そこから1〜2駅離れるだけで、家賃が5万円近く下がるケースもあります。
私自身、ターミナル駅から2駅離れた駅に引っ越したことで、家賃を下げています。
そして、「電車に乗っている時間が5分延びるけれど、駅からの徒歩時間は5分短くする」、ことで全体での時間と動線を最適化をしています。数字だけでなく、実際の通勤ルートと体感時間を意識することが大切です。
2. 築古でもリフォーム済み物件なら快適に暮らせる
築年数が古い=住みにくい、というのはもはや過去の話。内装をフルリフォームしてある物件なら、設備も新しく、住み心地も申し分ありません。
私が現在住んでいる物件も築30年ほどですが、リフォーム済みで非常に快適です(引っ越す際にリフォームをお願いしました)。その分、家賃は築浅より数万円も安く、コストパフォーマンスは圧倒的。
「築浅にこだわらない」ことで、家賃の削減と満足度の両方を実現できます。
3. 無駄な空間のない「必要十分」な間取りを選ぶ
「引っ越してみたら、思ったより使えないスペースが多かった…」そんな経験はありませんか?
実は同じ広さの物件でも、間取りや設計によって“実質的に使える空間”には大きな差があります。例えば、我が家では以前、廊下の長さが5m×幅1mほどありました。音を遮ったり空間を仕切るには役立つ反面、このスペースが丸ごと「通るだけの場所」になっていたんです。
一方で今の家には廊下がほとんどなく、その分リビングや収納など“使える空間”が広がりました。単純に5㎡の有効面積が増えたと考えると、家賃の価値も変わってきます。
また、「梁の出っ張りで家具がうまく置けない」「使い道のない凹んだスペースがある」など、設計上の“デッドスペース”も見逃せません。
内見時には、「この空間、本当に活かせる?」という視点で間取りを見てみてください。家賃を“住める面積”で割る意識を持つことで、より納得感のある住まい選びができるようになります。また、使えないスペースを快適にするための冷暖房費の節約にもなります。
📌 ワンポイント:家選びの落とし穴にも注意
● 駅徒歩5分でも「信号+坂道+遠回り」で体感10分以上になることも駅からの距離が「徒歩5分」と書かれていても、実際には信号や坂道、遠回りの経路があり、体感では10分以上かかることもあります。物件選びでは、必ず実際に歩いてみるか、Googleマップで「徒歩モード+時間帯シミュレーション」で確認するのがおすすめです。
● スーパー・保育園・病院などが徒歩圏にあるかを要チェック
家賃が安くても、日常生活に必要な施設が近くにないと、移動や時間コストが増えてしまい、結果的に“暮らしにくさ”につながります。特に子育て世帯の場合、保育園・病院・スーパーが徒歩圏にあるかは重要ポイントです。通勤時間と同じく「暮らし全体の動線」で家探しをするのが、賢く住むコツです。
引越し・家探しで使えるおすすめサービス
ここまでご紹介したように、「家賃を下げつつQOLも保つ暮らし」は、探し方と工夫次第で十分に実現可能です。ただし、理想の物件に出会うには、“良い条件で探せるサービス”や、“初期費用を抑えるテクニック”が欠かせません。
実際に私が活用した、家探しや引越しで役立ったサービスを以下にご紹介します。詳細な活用方法や注意点については、別記事にまとめていますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。
▶︎ 引越し初期費用を10万円下げる方法|4回以上の引越し経験から学んだリアルな節約術
【PR】賃貸検索サイト(スモッカ・goodroom)
- 条件検索で「駅徒歩15分以内」「家賃10万円以下」「リフォーム済」などを指定でき、効率的な物件探しが可能です。
- おしゃれな部屋をお探しの方はgoodroomがおしゃれなリノベ物件が多くおススメです。
【PR】アパマンショップの店舗問い合わせ
- 実体験として、仲介手数料が交渉なしで50%だったこと、不要なオプションを簡単に断れたことが非常に好印象でした。詳細記事で推奨しているエイブルとアパマンショップで相見積もりがおすすめです。
【PR】火災保険の見直し(インズウェブなど)
- 仲介業者に任せきりにせず、自分で比較することで年間5,000円〜1万円近く安くなるケースも。
- 賃貸でも火災保険は必須なので、初期費用とランニングコストの両面で見直しを。
▶︎ 火災保険を自分で選ぶ
引越しは、家賃を下げる絶好のタイミング。
ですが「探し方」や「選び方」で、固定費も初期費用も大きく変わってきます。
終わりに|「通勤時間=損」ではなく、暮らしを見直すきっかけに

家賃を下げるというと、「狭い」「古い」「不便」というマイナスのイメージが先行しがちですが、私の実体験から言えるのは、通勤時間を少し延ばすだけで家計に大きな余裕が生まれるということです。
たしかに、職場から離れることにはデメリットもあります。でも、工夫次第でその時間を有効活用することもできますし、「飲み会が減らせる」「定期で週末に移動できる」など、家賃以外の支出まで自然と見直される副産物がたくさんありました。
私はこれまでに、徒歩15分・30分・50分・1時間以上とさまざまな距離で暮らしてきましたが、もっとも家計とQOLのバランスがよかったのが、通勤30〜60分の範囲でした。
この記事が、あなたの家探しや引越しのヒントになればうれしいです。
家は固定費の中でもインパクトが大きいからこそ、「今の生活に本当に必要な条件はなにか?」を一度見直してみてください
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