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【結論】固定費は“放っておいても節約できる”最強の節約ポイントです。
生活費の節約というと、「毎日の買い物で1円でも安い商品を選ぶ」「外食を我慢する」など、努力や我慢を伴う方法を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも実は、最初に手をつけるべきなのは“固定費”です。
なぜなら、固定費は一度見直すだけで、その効果が“毎月ずっと”続くから。契約を変えるだけ、モノを減らすだけなど、一度の行動で大きな節約効果を生むのが特徴です。
とん家でも、格安SIMやサブスクの見直しで毎月1万円、さらに家賃を見直して職場近くに住むより月10万円ダウン(※平均比較)、同じ地域と比較しても1.5万円の節約を実現。年間で36万円以上、1か月分の給料に匹敵するほどの支出削減ができました。
この記事では、我が家が実際に取り組んだ家賃・通信費・保険・サブスク・光熱費の5つの固定費の見直し方法を、節約インパクトや優先順位とあわせてご紹介します。まずは固定費を整理して、“放っておいても節約できる”仕組みづくりを始めてみましょう!
▶ この記事でわかること
- 固定費とは何か?変動費との違いと見直しの優先順位
- 実体験に基づく固定費の削減方法(家賃・通信・保険など)
- 毎月3万円以上の支出削減につながる具体的なアイデア
「固定費と変動費の違い」「何から始めればいいか分からない」という方はこちら👇

固定費を見直す3つの手順と優先順位

「固定費を見直そう!」と思っても、いざ始めると「何からやればいいの?」と手が止まってしまいがち。ここでは、とん家が実際に取り組んできた固定費見直しの3ステップと、実行しやすい順番をご紹介します。
一気に完璧を目指す必要はありません。毎月1つでも前に進めば、1年後には大きな成果につながります。
✅ STEP1|まずは“見える化”する
最初のステップは、毎月の固定費をすべて書き出すこと。家計簿アプリや通帳を見て、どんな契約が毎月引き落とされているかを一覧にしましょう。
この段階では「削れるかどうか」ではなく、とにかく全て書き出すことが重要。
「毎月サブスクで1,500円も払っていた」「通信費が家賃の次に高い」など、意外な発見もあります。
💡 とん家おすすめの無料アプリ:
スマートライフデザイナーで「無駄の見える化」
✅ STEP2|“使っていない or 見直せそうな支出”を見つける
書き出した固定費の中から、以下のような項目に注目してみてください。
- 使っていないサブスク(例:登録だけして見ていない動画配信など)
- 高すぎる通信費(例:5GBしか使っていないのに無制限プラン)
- 手厚すぎる保険(例:一人暮らしで高額の医療・就業不能保険)
- 手取りに対して家賃が高い(家賃が手取りの30%以上など)
💡 ポイントは、「生活の質(QOL)を下げずに削れるか?」です。
家賃についても「駅をずらす」「築年数を妥協する」など、工夫の余地があるかを検討します。
✅ STEP3|優先順位を決めて、1つずつ実行!
以下は、とん家が実際に見直した順番をもとに、実行しやすさ&効果のバランスで整理した優先度です👇
優先度 | 見直し項目 | 理由 |
---|---|---|
★★★★★ | サブスク | 即日解約OK、影響少なめ |
★★★★☆ | 通信費 | 月数千円の削減に直結 |
★★★☆☆ | 保険 | FIRE層なら大幅見直し可能 |
★★★☆☆ | 光熱費 | 契約変更やグッズで改善 |
★★☆☆☆ | 家賃 | 節約効果は大きいが手間も多い (引越しなど) |
📌 実際にとん家では「家賃・通信・サブスク・保険・光熱費」の順で見直し、毎月3万円・年間36万円以上の節約を実現しています。
💡 家賃は最も大きな支出ですが、行動には準備が必要です。
更新前の見直し・引越し時期の調整など、中長期で計画を立てるのがコツです。
✍️ 行動すれば、固定費は確実に下がる
「なんとなく高いな…」と思いながら放置していた支出を1つずつ行動に移したことで、とん家では支出の最適化 → 資産形成の加速が進みました。
✅ サブスク→解約ボタンを押すだけ
✅ 通信費→SIM申込み&差し替えだけ
✅ 光熱費→比較サイトから10分で契約変更
✅ 保険→内容確認→不要部分をカット
✅ 家賃→更新時期に見直しを検討
少しずつでもOKです。一度見直せば、その後ずっと節約効果が続くのが固定費の強み。
次の章では、各項目ごとの具体的な見直し方法を紹介していきます。
✍️ 少しずつでもOK。一度見直せば、その後ずっと節約効果が続く──
それが固定費の強みです。
住居費(賃貸)|月1.5万円以上節約+交通費・交際費の副次効果も
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家賃は固定費の中でも最も大きな支出。一度下げれば効果が長く続くため、最優先で見直す価値があります。とはいえ「そんなすぐには無理…」という方も多いはず。結婚や子どもの入園・転職など、人生の節目に合わせて検討するのがおすすめです。
私自身も来年、地方移住で家賃を大きく下げる予定です。それまでに実践してきた「満足度を落とさず家賃を下げる工夫」を3つ紹介します。私はこの3つを組み合わせた結果、私自身は同じ沿線で月1.5万円の削減に成功。さらに職場近くのターミナル駅付近の相場と比べると、10万円以上安い家賃で暮らせています。
① 都心から少し離れる
特に職場が都心にある方は、少し郊外に住むだけで効果大。 家賃が下がるのはもちろん、定期代が安くなったり、飲み会の回数が減ったりと、生活全体のコストを下げる副次効果もあります。
退職後はSuicaの引き落としが月1万円に増加。働いていた時(定期利用時)は月3,000円ほどで済んでいたので、定期代の恩恵は大きいと実感しました。
また、通勤時間が20分の時は週2回は飲みに行っていましたが、45分に伸ばしたらほとんど行かず、2次会も必ず帰宅。結果的に家賃+交際費をまとめて削減できました。
② ターミナル駅から1〜2駅ずらす
急行停車駅やターミナル駅は便利な分、家賃も割高です。そこから1〜2駅ずらすだけで、家賃が1〜2万円安くなるケースは珍しくありません。
実際に私も体験しましたが、電車の所要時間は+3分になったものの、駅から家までの徒歩時間は逆に−3分。トータルの移動時間は変わらないのに、家賃だけ安くなるという好条件の物件に出会えました。
利便性を大きく落とさずに節約できるため、「通勤や生活の快適さは保ちたいけど家賃は下げたい」という方に特におすすめです。
③ 築20〜30年のリフォーム済み物件を狙う
築年数が20〜30年ほど経つと、家賃は新築や築浅に比べて大幅に下がります。ただ、その時期はちょうど水回りのリフォームが入るタイミング。リフォーム済みの物件なら、キッチンやお風呂は新築同様の快適さで暮らせることが多いです。
実際に私は築25年の物件に住みましたが、浴室やキッチンは新品で快適そのもの。むしろ「新築にこだわる必要はない」と実感しました。
さらに、物件によってはこれからリフォーム予定というケースもあります。私が借りた賃貸では「1か月待っていただければ洗面台とお風呂を新しくします」と言っていただき、実際に交換してもらえました。結果的に、家賃は抑えつつ新築並みの快適さを享受できました。
まとめ|賃貸の工夫で“月1.5万円+副次効果”の節約を実現
- 節目に合わせて引越しを検討|結婚・子どもの入園・転職など
- 都心から少し離れる|家賃だけでなく交通費・交際費も節約
- 小さな工夫で満足度UP|「1駅ずらす」「築古リフォーム物件」
住居費(賃貸)は工夫次第で月1.5万円以上の削減が現実的に可能です。さらに副次的に交通費や交際費まで下がるので、節約効果は想像以上に大きくなります。
もっと具体的な方法を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
🔗 満足度を下げずに家賃を下げる方法

🔗 引越し初期費用を下げる方法

住居費(持ち家)|中古戸建てで固定費最適化&出口戦略は実質0円?

中古戸建ては「地方×中古+リノベーション」で購入すれば、購入費を大幅に抑えつつ、自分らしい住まいを作れるのが魅力です。
私は基本的に「一生住むつもり」ですが、万が一売却することになっても土地値に近い物件なら同じ金額で売れる可能性があるため、実質“0円で住めた”という計算になることもあります。つまり、購入価格を抑えた時点で 固定費を最適化できると同時に、将来の資産性も担保できる のが、中古+リノベ戦略の強みです。
◎ 購入価格を抑える戦略|土地値&価格の交渉
地方の中古戸建ては、都市部に比べて相場が大きく下がり、土地値に近い価格で購入できるケースも多いです。購入価格を抑えれば、ローン返済額も固定資産税もコンパクトになり、毎月の固定費をしっかりコントロールできます。
売主が個人の場合は交渉余地もあり、数十万〜100万円単位で価格が下がることも。とん家でも「手取りの25%以内」を目安に返済額を設定し、教育費や生活費とバランスを取る方針です。
◎ 出口戦略は実質0円も可能|土地値で購入&売却
私自身は「一生住むつもり」で持ち家を検討していますが、万が一売却することになっても土地値に近い価格で買っていれば、同じ金額で売れる可能性があります。
そうなれば「実質0円でその家に住めた」という計算になり、資産リスクを抑えた住まい方ができます。
つまり、購入価格を抑える=毎月の固定費削減+将来の安心材料という2つの意味を持つのです。
◎ リノベで快適さを整える|節約より人生の目的が優先
中古戸建ての魅力は「自由度」です。新築に比べてコストを抑えられる分、リノベーションに予算を回し、自分たちの暮らしに合わせた家づくりができます。
私がリノベを考える理由は、単にお金の節約だけではありません。「好きなものに囲まれる」「家族で快適に過ごす」という目的を叶えるためです。さらに、中古はすでに建っているものをベースにできるため、新築でありがちな「完成してから思っていたのと違った」というリスクも避けられる点が安心材料になります。
FIRE後の生活を見据えれば、無理に新築を買うよりも、中古+リノベで「お金をかけるところと抑えるところを自分で選べる」方が、長期的な満足度が高いと考えています。
まとめ|実質0円も?持ち家で安心と暮らしの満足度を手に入れる
中古戸建て+リノベは、固定費を抑えつつ快適な暮らしを実現できる戦略です。
購入価格を抑えれば出口戦略として「実質0円で住める」可能性もあり、安心感も得られます。節約だけでなく、自分たちの暮らしの目的に合わせて整えられる自由度が魅力です。
- 土地値&交渉で価格を抑える:ローン・固定資産税を軽くして毎月の負担を減らす
- 出口戦略を意識:万が一売却しても実質0円で住める可能性
- リノベで快適さを整える:お金の節約以上に「自分らしい暮らし」を実現
🔗 実際の我が家の戦略詳細が知りたい方はこちら

通信費|格安SIM+Wi-Fi戦略で月8,000円以上の節約も

通信費は工夫次第で生活の質を落とさずに大幅に削減できる固定費のひとつです。
とん家では、格安SIMへの切り替えとWi-Fi無料物件の活用によって、浪費家時代から比べて月8,000円以上の削減に成功しました。
👉 通信費だけで月1万円以上、年間12万円以上の節約効果が出ています。この章では私のおすすめの通信費の節約方法を消化します。
◎ 携帯代は格安SIMで最適化(通信費の見直しの第一歩)
大手キャリアから格安SIMに切り替えるだけで、携帯代は半分以下になります。
とん家がおすすめするのはこの2つ:
- 🟩 在宅中心・無駄なく安く使いたい → 日本通信SIM
- 月1,390円で20GB+70分の無料通話つき
- 通話は「70分まとめて無料」の方がストレスフリー
- 家にWi-Fiがあればこれ1本で十分
- 🟪 外出多め・Wi-Fiなし生活をしたい → 楽天モバイル
- データ無制限+テザリングOK
- Wi-Fi契約不要でスマホだけで完結
- 使わない月は料金自動調整(1,078〜3,278円)
- 楽天市場利用者ならSPUアップでポイント還元も
項目 | 楽天モバイル | 日本通信SIM(20GB) |
---|---|---|
月額料金 | 1,078円〜3,278円(無制限あり) | 1,390円(20GB+通話70分) |
データ容量 | 無制限(段階制) | 20GB |
通話 | Rakuten Linkアプリで無料 | 70分無料 or 5分かけ放題 |
テザリング | 無制限・無料 | 無制限・無料 |
特典 | 楽天SPU、動画/音楽特典 | 特典なし |
おすすめ | Wi-Fiなしでも生活、 楽天経済圏活用 | 家にWi-Fiあり、 価格とバランス重視 |
◎ Wi-Fi代は0円にできる?無料物件やスマホ完結の活用術
東京では「Wi-Fi無料物件」が増えており、この場合は家賃=家賃+Wi-Fi代と考えてOKです。
一人暮らしなら「Wi-Fiなしで楽天モバイルのみ」も大きな節約につながります。テザリングの手間も少なく、十分実用的です。ただし、家族がいる場合やWi-Fi接続する家電が多い家庭ではストレス要因になりやすい点には注意が必要です。
スマート家電は便利ですが、通信環境が制限されると使い勝手が落ちることもあります。Wi-Fi無料物件や楽天モバイルを活用できれば、Wi-Fi代を0円に抑え、固定費をさらに削減することが可能です。
✅ 格安SIMの選び方まとめ
- 📶 自宅にWi-Fiがある → 日本通信SIM
- 📶 自宅のWi-Fiの必要性を確認→ 必要ない場合は楽天モバイル
- 🚶♂️ 外でも動画・作業したい → 楽天モバイル
- 🛒 楽天市場をよく使う → 楽天モバイル(SPUアップ)
👉 スマホ代の最適化の詳細を知りたい方はこちら

サブスク|「全部解約」しても意外と困らない?本当に必要な1本だけ残す

動画配信・漫画アプリ・家計簿アプリなど、気づけば毎月数千円が出ていくサブスク。便利ですが「使っていないのに払っている」ことも少なくありません。
とん家では、一度すべて解約してみました。その結果、最終的に残したのは Amazonプライム(年間5,900円)だけ。支出が一気にスリム化しました。
◎ 実際に解約したサブスク
- ジャンプ+:980円/月(税込)
- マネーフォワードME:当時 年5,500円(→ 現在はアプリ版月590円に値上げ)
- 楽天マガジン:当時 約400円/月(→ 現在は約550円に値上げ)
👉 これらを解約するだけで、月2,000円以上・年間2〜3万円の削減。
しかも、マネーフォワードや楽天マガジンは値上げしているため、今ならさらに節約効果は大きいはずです。物価上昇の影響で年会費も上がるので、使用していないサブスクはすぐに解約しましょう。
✅ とん家流・サブスク見直しのポイント
- 一度すべてのサブスクを解約して様子を見る
- 本当に必要なら再契約すればOK
- 代替手段を活用(図書館・無料配信・Prime Video)
- 「あるから使う」から「必要なものだけ契約」へ意識転換
以前は毎月複数のサブスクを利用していましたが、一度すべて解約し、最終的にAmazonプライム1本に絞ることで、支出が大幅にスリム化。実際にやってみると「意外と困らない」ことも多く、不要な固定費を見つけるには“ゼロから再契約”の視点が有効です。
🔗 Amazonプライムに一本化した理由

保険の見直し|“確率×被害”で必要最低限に

「親世代からの教え」「怖いから入る」「みんな入ってるからなんとなく加入」という“感情や習慣”で選びがちな保険ですが、FIREや家計最適化を目指すなら、合理的に取捨選択することが大切です。
まず、保険は「損か得か」でなく「困るかどうか」で考えるのが大切です。例えば、
- 災害(火災・水害) → 自宅が被害を受ければ数百万円〜数千万円の損害に
- 人身事故(自転車・車) → 他人にケガをさせれば数千万円規模の賠償責任が発生することも
- 大病(がん・心疾患など) → 医療費は高額療養費制度で自己負担が抑えられます。例えば入院・手術で100万円かかっても、実際に支払うのは10万円前後で済むケースが大半です。
このように、「めったに起こらないが、起きたら致命的」なリスク(火災・賠償責任など)を保険でカバーし、普段の医療費などは“貯金で十分対応可能” と割り切るのが、保険を最適化する上で効果的です。
私は3つ目の大病については、資産が1,000万円を超えた時点で「貯金でカバーできる」と判断して解約しました。その結果、年間約4万円を削減し、教育費や投資に回せるようになりました。
💡 高額療養費制度の自己負担上限(月額目安)
年収の目安 | 自己負担上限(月額) |
---|---|
~370万円 (住民税非課税含む) | 約3.5万〜5.7万円 |
370万〜770万円 | 約8万〜9万円 |
770万〜1160万円 | 約17万円 |
1160万円超 | 約25万円 |
✅ ポイント
- 保険は「損か得か」ではなく「困るかどうか」で判断
- 火災保険や個人賠償など、自分でカバーできない損害のみ加入を検討
- 公的保障(高額療養費、遺族年金など)の保証内容を確認する
▼ 詳しくはこちらの記事で解説しています

光熱費|契約の見直し+グッズ活用でじわじわ削減

光熱費は家賃や通信費ほど大きなインパクトはありませんが、毎月の支出に必ず発生する固定費なので、放置するとじわじわ家計を圧迫します。
とん家では、引越しのタイミングで「エネチェンジ」を使って電力・ガス会社を比較し、より安いプランに切り替えました。その結果、月数百〜千円ほどの節約に。さらにキッチンに節水シャワーヘッドを導入するなど、生活の快適さを損なわない工夫で光熱費を抑えています。
✅ ポイント
- 「エネチェンジ」で最適な電力・ガス会社を選ぶ
- 地域ごとの水道料金もチェックして引越し先を選ぶ
- 節水グッズ(シャワーヘッド・蛇口アダプタ)はコスパ◎
- 電気のつけっぱなし・待機電力カットなど小さな工夫も積み重なる
👉 大きな削減額は見込みにくいですが、「ほったらかしで毎月数百円安くなる」のは意外と大きい。浮いた分をそのまま投資や教育費に回せるので、侮れない固定費です。
🔗 電気・ガスのシミュレーションと節約法詳細はこちら

実例で見る!とん家の固定費ビフォーアフター
ここでは、実際にとん家が取り組んだ「固定費の見直し結果」を、ビフォーアフター形式で公開します。「このくらい変わるのか」とイメージしてもらいやすいように、金額の目安もすべて実体験ベースで掲載しています。
ビフォーアフター表(固定費)
項目 | Before(見直し前) | After(見直し後) | 削減額(月) |
---|---|---|---|
家賃 | ¥115,000 | ¥99,000 | ¥15,000 |
通信費 | 約¥6,000+4000円 (1人分+Wifi) | ¥1,500 (格安SIM+Wi-Fi無料) | ¥8,500 |
サブスク | ¥2,400(複数契約) | ¥600(Amazonプライム) | ¥1,800 |
保険 | ¥3,000(医療+がん保障) | ¥0 (資産で対応) | ¥3,000 |
電気・ガス (※注2) | ¥9,000(目安) | ¥7,500(契約変更+節水)または同等レベル | 〜¥1,500程度(目安) |
合計 | ¥140,000 | ¥108,600 | 約32,000/月 |
※注2:料金は地域や契約状況により異なるため、あくまでとん家の実体験ベースの目安です。「思ったほど変わらなかった…」というケースもありますが、比較だけなら無料・簡単にできるので検討価値はあります。
削減額のインパクトは?
月3万円の固定費を見直すことで、年間にするとなんと約36万円の節約に。これは以下のような効果に相当します:
- 家族旅行を年1〜2回追加できる
- FIRE・教育資金の貯蓄スピードが大きく加速
- 月々の生活に余裕が生まれ、お金を“使う”判断も自由に
「大きく変えたのは家賃」だけじゃない
この結果を見ると「家賃が大きいだけでしょ?」と思うかもしれません。
確かに大きなインパクトですが、それ以外も見逃せません。
- 通信費:8,000円
- サブスク:1,800円
- 保険:3,000円
- 光熱費:1,500円
合計約1.5万円/月 → 年間18万円超の節約になっています。つまり、「家賃は今すぐ変えられない」という方でも、他の固定費だけで十分な成果が出せるのです。
固定費の見直しは、今日から1つだけでも始められます。まずは「これ、ほんとに必要かな?」と一度立ち止まってみることから。“自由に生きる”ために、ムダを見直す。
よくある質問(Q&A形式)
固定費の見直しをすすめると、必ずと言っていいほど「これって本当に意味あるの?」という疑問が出てきます。ここでは、とん家が実際に相談されたことや、読者から寄せられた「よくある不安や質問」にお答えします。
Q1. 固定費って、どこから手をつければいいんですか?
A. サブスクや通信費など“すぐ変えられるもの”からがおすすめです。
最初から家賃や保険など大きな項目に手を出すと、時間も労力もかかって挫折しがちです。
「サブスクを1つ解約してみる」「スマホのプランを調べてみる」など、今日できることから始めるのがコツです。
Q2. 家賃が高いとわかっていても、引っ越しって面倒じゃないですか?
A. その通りです。でも、“次の更新までに行動する”と決めると楽になります。
引っ越しはたしかにエネルギーが要ります。
でも、「今は動かないけど、次の更新までに情報を集めておこう」と考えるだけでもOK。
とん家は会社から近い都心から離れることで、職場の家賃相場と比較して10万円程度削減に成功しました。
Q3. 節約してQOLが下がるのが嫌です…
A. QOLを下げないのが“固定費見直し”の最大のメリットです。
たとえば:
- 通信:格安SIMでも速度は十分
- サブスク:解約しても案外困らない
- 家賃:駅を1つずらせば利便性をキープ
「我慢する」のではなく、“賢く選びなおす”だけで、生活の快適さを保ったまま支出が減らせます。
Q4. 一人暮らしや少ない収入でも見直す意味ありますか?
A. むしろ“少ない収入の方ほど効果が大きい”です。
月に1万円の固定費を削減できれば、
- 手取り15万円の人:約6.7%の改善
- 手取り30万円の人:約3.3%の改善
収入が少ないほど、固定費の見直しが生活の余裕に直結します。
一人暮らしでも、通信・サブスク・保険あたりはすぐ効果が出やすいです。
Q5. FIREを目指すなら、固定費はどこまで下げるべき?
A.「生活にストレスがない範囲」で、毎月の支出を限界までコンパクトにするのが理想です。
FIREの成功は「資産額」と「支出額」のバランスで決まります。
固定費は一度下げればずっと影響するため、家賃・保険・通信は特に重要。
とん家では家賃は収入の20%を目安に、保険は資産1,000万円を超えたタイミングですべて解約し、さらに支出を圧縮しました。
まとめ|固定費の見直しは“我慢”ではなく“選びなおし”
節約というと「我慢が必要」と感じがちですが、固定費の見直しは違います。たとえば、
- 使っていないサブスクをやめる
- 通信プランを生活に合ったものに変える
- 通勤距離や住む場所を見直して家賃を抑える
- 保険を本当に必要なものだけに絞る
これだけで、生活の快適さを変えずに支出だけがスリムに。とん家も固定費を見直したことで、「投資に回せるお金」や「家族との時間の余裕」が生まれました。
✅ 今日からできる見直しで、“自由な暮らし”に一歩近づきましょう。
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