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退職金で資産が一気に動いた2025年8月。
30代3人家族の我が家は、総資産がついに 2,800万円を突破し、配当金も累計 18万円超 に。資産形成の数字が前進する一方で、仙台移住に向けた準備や、副業として開業届を提出した体験も重なり、「お金」と「暮らし」の両輪を整える1ヶ月となりました。
賃貸探しはまだ続いていますが、人とのつながりを意識して会う時間を確保。生活基盤を固めながら、FIREに向けて前進する実感を得ています。
今月のまとめでは、資産と配当の推移、退職金の投資先、移住準備の近況、そして副業のスタートラインに立った体験を振り返り、「家族でサイドFIREを目指すリアル」をお届けします。
この記事でわかること
- 2025年8月末時点の総資産と配当金実績
- 退職金の具体的な投資先と今後の戦略
- 仙台移住準備の進捗(賃貸探し・人とのつながり)
- 副業として開業届を提出した流れとメリット
- 9月以降に期待する配当金と生活の展望
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2025年8月資産公開まとめ|目標達成率93%

8月は退職金の受け取りにより、資産が大きく動いた月でした。
ただし、今後は同規模の入金は見込めず、今年の目標「3,000万円」には届かない見込みです。ここでは総資産の推移や配分、退職金の投資先を振り返ります。
総資産の推移と前月比
2025年8月末の総資産は ¥28,148,054(配偶者の個人資産を除く)。
前月比で +20% と大きく増加しましたが、これは退職金の一時的な影響です。実質的には、働いていない6か月分の給与・ボーナスを補填してくれる形となりました。
2024年9月の総資産は ¥19,245,516 でしたので、1年で約+900万円(+46%) の成長です。今年の3,000万円到達は難しいものの、長期的には順調な積み上げとなっています。
今年はどれだけ減らさずに耐えられるか頑張ります。
資産配分(株式・投資信託・現金など)

退職金の影響で、今月は久しぶりに 現金比率が10%超 となりました。
この現金は今年の生活費に充てるため投資には回さず、しばらくは保有します。今まで現金が出来たら即投資という生活をしてきたので、FIREを目指す中で「計画的に現金を持つ」難しさを感じています。
インデックス投資は「教育費・老後資金」の位置づけで積み上げています。教育費用のインデックス資産が1,000万円に近づいてきたこともあり、今後は生活キャッシュフローを安定させるために配当戦略を強化していく方針です。
👉 教育費の備え方はこちら[配当+インデックスで教育費を準備する戦略]

退職金の投資先(2025年8月)|高配当株を国際分散
8月は夫婦の成長投資枠を使い切り、以下のETFへ投資しました。米国を主力としつつ、日本・欧州にも分散することで将来の配当安定性を重視しています。
- VYM:40万円
- SCHD:40万円
- 日経高配当ETF:50万円
- 欧州高配当ETF:50万円
この銘柄選定の詳細は以下の記事で詳細に解説しています。

2025年8月の配当金実績|目標達成率50%

資産額が大きく増えた一方で、配当金はコツコツと積み上げが続いています。今月は単月としては小幅ですが、年間累計では前年を上回り、積み増しと増配効果を実感できる結果になっています。
2025年8月の配当金と累計配当金
2025年8月の配当金は ¥14,482 でした。銘柄別の内訳は以下の通りです。
- NF・株主還元70:¥2,275
- NF・日経高配当50:¥2,580
- tracers 日経高配当:¥9,483
- SBI・VIG:¥144
これにより、2025年1月〜8月の累計配当金は ¥181,329。前年同期(¥139,315)と比べて +42,014円(+30%) の伸びとなりました。
私が投資しているNF・株主還元など日本高配当投資信託&ETFを知りたい方はこちら

今年の配当目標との差分
年間目標は 36万円。現時点での達成率は 約50% 。残り4か月で +178,671円 が必要ですが、新規の買い増しは抑えているため、8月までに買い足した銘柄と保有銘柄の増配 に期待しています。
9月は配当金集中月へ|米国高配当ETF+SBI欧州
9月は主力の VYM・HDV・SBI-SCHD に加え、分散先の SBI欧州高配当 から初めての配当を受け取る予定です。買い増しと増配の効果で9月は単月最高額と今年の目標達成できそうとなることを期待しています。
2025年9月の配当カレンダー|米国高配当ETF

先に紹介したように9月は配当金が集中する月です。主力の米国ETFに加え、分散先の欧州投信からも配当を受け取る予定があります。
銘柄 | 種類 | 日付 | 区分 |
---|---|---|---|
VYM | 米国ETF | 2025年9月19日 | 権利落ち日 |
HDV | 米国ETF | 2025年9月16日 | 権利落ち日 |
SCHD | 投資信託(SBI版) | 2025年9月29日 | 配当日 |
欧州高配当 | 投資信託(SBI版) | 2025年9月23日 | 配当日 |
👉 9月は単月最高額の配当金が見込めるため、次回まとめ記事では年間目標達成にどこまで近づけたかをレポートします。
地方移住の準備(仙台移住に向けた近況)

7月は「仕事」と「幼稚園」が決まり、移住計画の大きな柱が固まりました。
8月はそこから一歩進んで、「住まい探し」と「人とのつながりづくり」に力を入れています。同時に、チェックリストを使って移住に必要なタスクも整理しました。
賃貸物件探しは継続中|賃貸を安く借りるために
仙台移住に向けて、住みたい駅を5つほどに絞り、車なし生活を前提に「駅から徒歩15分以内・家賃8万円(現状より4万円の節約)」を条件に設定しています。
場合によっては 11月の閑散期に契約することも検討。12月は住まない期間の家賃が発生する可能性もありますが、閑散期は物件が動きにくいため、家賃や初期費用の交渉がしやすい時期でもあります。
👉 引越しの初期費用を抑える工夫はこちら

人とのつながりを育てる|会いたい人に会う時間
移住準備は物件探しだけではなく、人とのつながりづくりも大切だと実感しています。
退職して時間ができたこともあり、高校や大学の知人など、さまざまな人と会う機会を増やしました。旧知の友人と語り合うこともあれば、新しい学びのために会うこともあります。
一方で、愚痴ばかりの時間は「もったいない」と感じることもあり、誰と時間を過ごすかが大切だと痛感しました。これは交際費の使い方にもつながり、「浪費ではなく投資になる時間」を意識することが重要です。
👉 交際費と節約を両立させる工夫はこちら

また、知人の紹介を通じて仙台在住の方とつながる機会もありました。実際に住んでいる方の声はネット検索では得られないリアルさがあり、移住後の生活イメージを描く上で非常に参考になりました。
教育という観点では、地方は都会に比べて芸術や文化に触れる機会が少ないという課題もあります。日常生活の中で文化的な体験が「当たり前」になりにくく、子どもの将来の選択肢から自然に外れてしまうリスクがあるのではないかと考えています。
だからこそ、親としては意識的に体験を補い、子どもの興味関心を広げていく工夫が必要だと感じています。
👉 地方移住のメリット・デメリットを知りたい方はこちら

移住チェックリストの進捗
私は移住準備を「チェックリスト形式」で整理し、進捗を確認しています。こちらが2025年8月の現状です。
やること | 状況 | 備考 |
---|---|---|
仕事を決める | 済 | 2026年1月から勤務予定 |
退職手続き(退職金・保険等) | 済 | 医療費の精算も終了。 |
企業型DCのiDeCoへの移管 | 済 | 移管終了。来月から積立開始? |
幼稚園を選ぶ | 済 | 2025年7月に内定をいただく |
家を選ぶ(賃貸) | 後日対応 | 2025年11~12月に決定予定 |
移住支援制度・補助金の確認 | 済 | 東京23区済・勤務であれば有り。 対象外 |
荷物整理・引越し準備 | 後日対応 | 不用品売却・整理など |
現住所での行政手続き確認 | 後日対応 | 児童手当・転出届など |
眼鏡のレンズ交換 | 済 | 移住先にないことが予想されるものの対応。2本で46,000円もした… |
会いたい友人と会う | 進行中 | 引越しまでに徐々に進行 |
副業で開業届を提出!方法・体験談と青色申告メリット

8月はもうひとつ大きな動きがありました。それは、副業を「事業」として申請するために開業届を提出したことです。これにより、節税や経理の仕組みづくりを進める一歩を踏み出しました。
提出方法と流れ|郵送を選択
今回の提出は 弥生のサービスで書類を作成し、郵送で提出しました。
そして最初、ネット提出(e-Tax)にも挑戦したのですが、システムの関係で断念。ネット提出であれば提出履歴が残る点が魅力でしたが、郵送でも受理済みの日付が入った控えが返送されるため安心です。なお、収受印はデジタル化に伴い廃止されており、その代わり日付入りの受理通知が届きます。
必要書類は「開業届」「青色申告承認申請書」「控え」「返信用封筒」など。弥生を使えば開業届と青色申告申請書を同時に自動生成できるので、手間がかなり省けました。
また、弥生オンラインは最初の1年間が無料で利用できるため、青色申告を含めてコスパの良さを考え、今回は「弥生開業届」を選びました。
開業届を出すメリット
開業届を出す最大のメリットは、青色申告特別控除(最大65万円)を使えることです。これにより、所得税を大きく圧縮できる可能性があります。
さらに、通信費・サーバー代・家賃の一部など、事業に関連する支出を経費として計上できるのも大きな利点です。これまで「生活費」として処理していた支出を、事業経費として整理できるようになります。
また、副業収益がまだ安定していない段階では、利益が出なかった場合に給与所得と事業所得を損益通算できる点も重要です。これにより、所得税が再計算され、払いすぎた税金が還付されるケースがあります。加えて、青色申告をしていれば赤字を翌年以降3年間繰り越せるため、将来黒字化した際に税負担を軽くできる仕組みもあります。
事業として副業を運営することで、「節税効果」だけでなく収益源を増やし、お金の流れを数字で管理する意識が強まりました。サイドFIREを目指す中で、これは大きな一歩だと感じています。
今後の経理体制(弥生オンライン活用)
今後は 弥生オンラインを使って複式簿記に挑戦する予定です。
すでに退職前に作成したビジネス用クレジットカードを使い、光熱費や通信費などを分けて管理できる体制を整えました。家計全体は「スマートライフデザイナー」で一括管理しつつ、事業部分は弥生で仕分けしていく流れです。
最初はハードルが高そうに見えますが、仕組みさえ作れば毎月の経理はシンプルに回せそうです。今後は実際に青色申告を行った経験を記事化して、またレポートしていきたいと思います。家計と事業経費、どちらも仕組みを整えることで「副業のお金管理」がぐっと楽になります。
👉 家計全体を整えるならこちら

👉 経費管理をラクにするならこちら

まとめ|8月の振り返りと9月への展望
8月は退職金で資産が大きく増え、総資産は2,800万円を突破しました。配当金も累計18万円を超え、前年同期比+30%と着実に成長。移住準備や副業の事業化も同時に進み、資産形成と生活基盤づくりが並行した1か月でした。
9月は配当金の集中月で、単月最高額に期待できるタイミングです。住まい探しや副業の経理体制も本格化し、サイドFIREに向けてまた一歩進むことになります。
📌 8月のポイント
- 総資産 2,814万円(前年同期比+30%)
- 配当金累計 18万円超(年間目標の約50%)
- 移住準備:賃貸探し+人とのつながり
- 副業:開業届提出・経理体制の整備
👉 これから投資を始めたい方へ
私は SBI証券を活用し、新NISAの成長投資枠×高配当ETF戦略を進めています。同じように配当金でキャッシュフローを作りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

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