家計管理・節約・移住

【実体験】食費は削るな。減る仕組みを作る|3人家族のリアル家計公開

食費は削るな。減る仕組みを作る
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一部リンクはアフィリエイトを利用しています。商品・サービスの選定は実体験に基づき、正確な情報提供を心がけています。
食費削減サイクル

食費の節約が続かない方は多いのではないでしょうか?

共働きで子育てをしていると時間に余裕がなく、外食やコンビニに頼りがちになります。とん家(3人家族)でも、気づけば食費は月10万円を超えていました。

しかし、東京から仙台へ移住し生活が変わったことで、特別な節約を意識しなくても食費は自然と下がりました。この記事では、統計データと実際の家計データをもとに、

  • 3人家族の食費の平均
  • 移住前後でのリアルな変化
  • 食費が下がった本当の理由

を解説します。結論はシンプルです。

👉 食費は節約で減らすものではなく、生活構造で決まる

そのうえで、無理なく続けられる食費の整え方もコラムとして紹介しています。「節約しているのに下がらない」と感じている方にとって、新しい視点になればうれしいです。

3人家族の食費平均はいくら?統計データと年齢別の違い

まず、3人家族の食費はどのくらいが一般的なのか。ここでは、統計データをもとに全体像を整理していきます。自分の食費と比較しながら見てください。

単身・2人・3人・4人家族の食費はいくら?人数別の平均を比較

総務省の家計調査などをもとにすると、世帯人数ごとの食費は以下の通りです。

世帯人数食費(月)
単身世帯約40,000〜50,000円
2人世帯約70,000〜80,000円
3人世帯約85,000〜100,000円
4人世帯約95,000〜110,000円

人数が増えるほど食費は増えますが、

  • まとめ買いができる
  • 食材を効率的に使える

といった理由から、1人あたりの食費はむしろ下がる傾向があります。

子どもの年齢で食費はどれくらい変わる?未就学児〜中高生まで比較

同じ3人家族でも、子どもの年齢によって食費は大きく変わります。

家族構成食費(月)目安
大人2人+未就学児約80,000〜95,000円
大人2人+小学生約90,000〜110,000円
大人2人+中高生約100,000〜130,000円

子どもが成長するにつれて、

  • 食べる量が増える
  • 外食の単価が上がる

ため、食費は段階的に増加していきます。そのため、「3人家族の平均」という数字は、 あくまで条件付きの目安に過ぎません

都市と地方で食費はどれくらい違う?東京と地方の平均を比較

地域によっても食費は変わります。

地域食費(月)目安
都市部(東京など)約90,000〜110,000円
地方都市約80,000〜100,000円

都市部では、

  • 外食費が高い
  • コンビニ利用が多い
  • 生活動線上の“ついで買い”が増えやすい

といった特徴があります。一方で地方では、

  • 自炊中心になりやすい
  • 移動が減り無駄な出費が減る

結果として、食費が抑えられる傾向があります。

平均は“正解”ではない

ここまで見てきた通り、食費は

  • 家族構成
  • 子どもの年齢
  • 地域
  • 生活スタイル

によって大きく変わります。そのため、平均に合わせることが正解ではありません。重要なのは、 なぜその金額になるのか。とん家の場合は、 大人2人+未就学児1人の3人家族という条件のもとで、食費は平均よりやや高めでした。


では実際に、移住によって食費はどう変わったのか。次のパートで、リアルなデータをもとに見ていきます。

【実データ公開】どうやって食費が下がった?とん家のリアル家計

移住によって食費はどう変わったのか。ここでは、とん家の実データをもとに具体的に見ていきます。

2025年(東京)と2026年(移住後)の食費を比較

まず、移住前の2025年(東京時代)の食費です。平均は、月約11万円でした。年間の推移は以下の通りです。

食費
1月116,811円
2月103,175円
3月91,115円
4月114,493円
5月104,177円
6月131,196円
7月136,499円
8月84,557円
9月137,081円
10月120,838円
11月118,293円
12月72,613円

全体としては、10万〜13万円前後が基本レンジでした。外食やイベントがある月は増え、帰省などで自宅で食べる機会が減る月は下がる傾向があります。

続いて、2026年(移住後)の食費です。1〜3月の平均は、月約9.5万円となりました。

食費
1月115,569円
2月80,763円
3月88,601円

2月・3月は8万円台まで下がっており、明確な変化が見られます。東京から仙台へ移住したことで、食費は以下のように変化しました。

  • 平均:約11万円 → 約9.5万円
  • 差:約15,000円/月

年間で見ると、約18万円の差になります。ただし、この差は見かけ以上に大きい可能性があります。現在は、妻の通勤時の軽食や飲み物などの支出を家計に含めていません。

  • 1日:約1,000円
  • 月:約20,000円

この点を踏まえると、実際の差は15,000円以上ある可能性が高いと考えられます。また、2026年1月は引越し直後で生活が整っておらず、一時的に食費が高くなっています。

そのため、実態に近いのは以下の水準です。

  • 2月:約80,000円
  • 3月:約88,000円

この水準から考えると、今後は月9万円以下に収まる可能性が高いと感じています。

自炊を増やしても食費は大きく下がらなかった

2025年5月以降は仕事を辞め、自炊の割合が大きく増えていました。一般的には「自炊=食費が下がる」と思われがちですが、実際には大きな変化はありませんでした。実際の食費を見ると、

  • 5月:約104,000円
  • 6月:約131,000円
  • 7月:約136,000円

むしろ高くなっている月もあります。今回のケースでは、

  • 食材の質を上げたわけではない
  • まとめ買いでロスが増えたわけでもない

ただ一つ挙げるとすれば、いろんな料理を作るようになったこと。プラスで、家での食材費用ではなく

  • 出かけたときの外食
  • 軽い買い食い
  • 飲み物や間食

といった“ちょっとした支出”が積み重なり、食費全体を押し上げていました。つまり、自炊を増やしただけでは、食費は大きく変わらないというのが実感です。

生活がコンパクトになり、無駄な出費が減った

移住後に最も大きく変わったのは、生活のコンパクトさです。東京時代は、

  • 通勤時間が長い
  • 移動が多い
  • 外出のついでに買い物が発生する

その結果、

  • 外食が増える
  • コンビニに立ち寄る
  • なんとなくの出費が増える

という流れになっていました。一方で移住後は、

  • 通勤時間の短縮
  • 生活圏のコンパクト化
  • 移動そのものの減少

この変化によって、無駄な出費の“発生機会”そのものが減少。結果として、何かを我慢したわけではなく、自然と支出が整いました。


とん家の実感

ここまでをまとめると、食費は「節約して下がった」というよりも、無駄に使っていた部分が自然と減った結果として下がったというのが実感です。つまり、食費は努力で減らすものではなく、環境で変わる支出でした。

コラム|とん家が実践している食費の整え方(無理しない節約)

満足度を下げずに食費を節約する方法

食費は生活構造で大きく変わることを見てきましたが、そのうえで「少しだけ意識していること」もあります。ここでは、とん家が実践している無理のない食費の整え方を紹介します。

食費節約は「自炊と外食のバランス見直し」がカギ

私の家計簿を見直すと、家賃の次に大きな支出が食費で約25%、金額にして10万円ほどを占めていました。

我が家の一か月の家計簿例

そのため、食費の節約は家計改善に直結します。月に数万円単位で支出を減らせる可能性があるからです。ただし、無理な我慢は長続きしません。「自炊と外食のバランスを見直し、家族の満足度を保ちながら取り組む」ことが、食費節約を習慣化するポイント です。

次に私が「食べたい時に食べたいものを食べる」ことを大切にしながら実践して月3万円節約した「自炊」と「外食」の節約ポイントを紹介します。

💡 実際に主夫になり、食費3万円含め5万円を節約した方法はこちら

https://tonke-seikatsu.com/syu

【自炊】は食べたいものを必要な分だけ買う

まとめ買いで節約しようとすると、余らせてしまい結局無駄になることも。わが家では、その時食べたいものを必要な量だけ買うスタイルに変えたことで、食材の廃棄、つまり無駄な買い物が減り、食費が削減できました。

  • 食べたいもの=満足度が高く、無駄が出ない
  • 割引商品より「食べる予定のある食材」を優先
  • 購入リストを作成してからスーパーに行く(AIでレシピを作成)

【外食】は「なんとなく」ではなく「楽しみ」として使う

外食は完全にやめるのではなく、「〇〇が食べたい」と目的が明確な時だけ行くようにしています。「家に何もないから外で食べる」ではなく、「今日は〇〇を楽しもう」という気持ちで行くと、満足度が段違いです。

  • 「ついで」や「何もないから」の外食がないように作り置きは用意
  • 外食は近くにあるお店ではなく、食べたいものがあるお店に行く

コラム|自炊が続かない人向け|とん家の工夫3つ

自炊のための戦略

自炊を増やすこと自体は食費改善の決定打ではありませんが、「自炊が続く状態」を作ることは重要です。ここでは、とん家が無理なく続けるために意識している工夫を紹介します。

調理が面倒→調味料は「だし入り」で時短

自炊が続かない理由のひとつは、調理に時間がかかることレシピを考えることが面倒なことです。

最初は普通の醤油と酢を使用していましたが、味付けの時間を節約するために、最初からだしが入っているものに変えました。だし入りの調味料にすると、これ一本で美味しく副菜ができ、忙しい日はお肉と野菜をこのだし醤油で炒めるだけにすることで自炊が続けられます。

たとえば、だし入りの酢は近所のスーパーで300円弱で購入でき、通常の酢とほぼ価格が変わりません。コスパも高く、我が家ではリピートしています。

醤油については、だし醤油を自作して使っています。雑誌で紹介されていた方法を参考にしており(誌名は思い出せず申し訳ありませんが)、以下のように簡単に作れます。

だし醤油の作り方
  1. 醤油とみりんを各100-150mlずつ混ぜ、3時間ほど昆布をつけておく
  2. 昆布を取り出した後、カツオ節を30g程度いれて、火をつける
  3. 沸騰したら火を消し、常温になるまで待つ
  4. カツオ節を分けて、完成です

洗い物が面倒→汚れが落ちやすい保存容器に変える

洗い物が嫌になる、時間がかかる原因のひとつが、こびりつきやすい容器の使用です。

保存容器を選ぶ際に注目してほしいのが「材質」です。油の落ちやすさは必ずしも材質だけで決まるわけではありませんが、材質確認はひとつの有効な目安になります。

油汚れの落ちやすさの目安(上から落ちやすい順):

  • 琺瑯(ホーロー)≒ガラス
  • PC(ポリカーボネート)
  • AS(アクリロニトリルスチレン)
  • PP(ポリプロピレン)

使いやすさや好みにもよりますが、ガラスやホーロー製の保存容器が個人的なおすすめです。

汚れを落としやすい容器

残り物の存在を忘れる→中が見える保存容器で防止

冷蔵庫の奥に忘れられた残り物、テンションが下がりますよね。
透明な保存容器にすることで、常に中身が見え、使い切る意識が自然と働くようになりました。

  • 冷蔵庫の中身を“見える化”
  • 「もったいない」が「うまく活用」に変わる

とん家のおすすめ保存容器【2選】

油が汚れが落ちるおすすめの保存容器を紹介します。どちらも使いやすさと汚れの落ちやすさを両立しており、自炊のストレス軽減に役立ちます。私は中が見えるiwakiを作り置き用に、直火でそのまま温めるお味噌汁を野田琺瑯として使用しています。

また、野田琺瑯はおしゃれに見えるのでお弁当替わりにも使用しています。

iwakiのガラス保存容器
透明で中身が見える、レンジ・冷凍・オーブンOK。油汚れもスルッと落ちて、毎日の作り置きに活躍中です。サイズ展開も豊富で、作り置きにもぴったりです。

野田琺瑯の保存容器
老舗ブランドが手がけるホーロー容器。においや色移りが少なく、表面が滑らかで洗いやすいのが特徴。直火やオーブンにも対応しており、調理から保存まで1つで完結できる優れものです。とん家ではお弁当替わりにも!

まとめ
  • 味つけの迷いがなくなりストレス軽減
  • 煮物・炒め物も失敗知らずで時短に
  • 洗い物のストレスは保存容器の材質を考えて軽減
  • 中が見える保存容器で残り物を0に

あわせて読みたい|食費節約を“続けられる習慣”にする前に読む記事

食費は家計の中でも大きな割合を占める支出のひとつですが、ただ「我慢して安くする」だけでは長続きしません。家計全体のバランスや、日常の支出の考え方を先に押さえておくと、食費の見直しもうまく回りやすくなります。

以下の記事もぜひご覧ください👇

👉 変動費全体を整えて“暮らしの満足度”を保つ
日々の支出(食費・日用品・交際費など)を、ムリなく整える習慣づくりを解説しています。「食費だけ減らす」のではなく、支出の“選び方”から変える視点が身につきます。

👉食費と固定費の見直しで効果を実感した体験談
主夫1ヶ月の家計改善で 食費+固定費を見直し、月5万円以上の節約に成功したリアルな実例。具体的な家計改善の流れを知りたい方にぴったりです。

👉固定費の構造から見直して節約の土台をつくる
食費は変動費ですが、家計全体で支出を整えるには固定費も重要です。
固定費を先に整理しておくことで、食費の節約も無理なく続けやすくなります。


ここまでの内容を踏まえて、
✔ 食費の節約を“無理なく・満足度を下げずに”続ける考え方
✔ 自炊と外食のバランス・習慣化の工夫ポイント
✔ 節約したお金の活かし方(投資/教育費/貯蓄)

といった 実践のポイント を整理していきます。

本質|食費は「生活構造」で決まる

本質|食費は「生活構造」で決まる

これまで節約術も紹介してきましたが、見てきた通り、食費の変化は単純な節約テクニックでは説明できません。自炊を増やしても大きくは変わらず、実際に変化を生んだのは生活環境そのものでした。

多くの食費節約は、

  • 安い食材を選ぶ
  • 買い方を工夫する
  • 外食を我慢する

といった「努力」によって成り立っています。ただ、これらは

  • 続かない
  • ストレスが溜まる
  • 反動で出費が増える

といった課題もあり、再現性が高いとは言えません。一方で今回の変化は、行動ではなく環境の変化でした。生活をコンパクトにすることで

  • 移動が減る
  • コンビニに寄らない
  • 家で過ごす時間が増える

こうした変化によって、無駄な出費の“発生そのもの”が減っています。その結果、意識して節約をしなくても、自然と食費が整う状態になりました。とん家の結論はシンプルです。

  • 食費は節約で減らすものではなく、生活構造で決まる
  • 生活が整うと、食費も自然と整う

もし、

  • 食費の節約が続かない
  • 頑張っているのに下がらない

と感じている場合は、節約方法ではなく生活の仕組みを見直してみるのも一つの方法です。遠回りに見えて、これが最も再現性の高いアプローチだと感じています。

💡 節約で生まれたお金はどうする?
私たちの家庭では、浮いた3万円をそのまま投資に回しています。例えば新NISAでインデックス投資を積み立てれば、10年後には大きな教育費やFIRE資金に。

👉 投資の具体例はこちらの記事で紹介しています:

【2025年版】サイドFIRE投資戦略|老後資金にも効く高配当×インデックス活用術
【2026年版】サイドFIRE投資戦略|老後資金にも効く高配当×インデックス活用術老後資金はいくら必要?サイドFIREにむけた投資戦略として高配当×インデックスをどう活用するか、2030年から2050年(老後)の資産と配当シミュレーションで具体的に解説。...